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【間違いから自由になった学び】

アンスクーリングでは
正解か不正解より
どのように正しさを考えるかを大切にします。

まだ知識の浅い子供達が
先生もなしに主体的に学んだ時
間違ったことを覚えたらどうするのか?
という疑問もあるかもしれません。

学校で学んだことや
先生が言っていることが
全て正しいと思うことが
正しさに近いのでしょうか?

知識とは、
学んだらずっとその知識を持つのではなく
常にアップデートされるものです。

主体的に学んでいれば
知っていることと違うことに出会った時
それを疑問として
誰かにシェアすることができます。
あるいはどちらが正しさに近いかを
調べることもできます。

娘が植物の本を読んでいた時のこと。
その本には一般的に正しいことが書かれています。
しかし、娘はこう言ったのです。

「この本の話は十分ではないね。
こういうケースもあるとYouTubeで学んだよ。」

本は間違ったことを言っていませんが、十分とも言えないと娘は気がついたのです。

ある日、アイスクリームの発祥について
娘が話した時、調べてみました。
すると、娘が知っていると思っていた話は
すぐには見当たりませんでした。

娘は、
「信頼できる情報源だと思ってたのに
もしかしたら間違いだったのかもしれない」
と言いました。

正解、不正解であっさりと答えが出るものは
世の中に多くないのかもしれません。

“正しさ”を追求しながらも
その正しさをアップデートする主体的な学び
それがアンスクーリングです。


「誰もが自分の経験、知恵、学びをシェアできる世の中に。」というビジョンを持って、学びの場を作りをする資金に使わせていただきます!