【順番から自由になった学び】

アンスクーリングには学年もカリキュラムもないので、順番通りに学ぶことがありません。コツコツと階段のように登って学ぶ方法だけではなく、あるきっかけからネットワーク状に広がっていくような方法で学ぶこともできます。

問題集を最初から順番に解答するのが気持ちいいと感じている人もいると思います。これに対して好きなところから始めるのが楽しいと考えている人もいます。どちらの学び方でも、本人が主体的に選んだことであれば、学ぶ本人にとっては学びやすい方法だと思います。

学ぶ本人の興味関心や意欲をもとに、主体的な学びを大切にするアンスクーリングでは、いつ何を学んでも構いません。ですから、我が家の問題集を開くと、解答が飛び飛びです。その理由は、やりたいところからやるからというものありますし、同じような問題はもうわかっているからと飛ばします。

先日、小学校2年に当たる娘が小学校1年生の子に「奇数」と「偶数」を教えていました。その教え方のストーリーも面白かったのですが、私はこの知識が今のカリキュラムだと小学校5年生で習うことだと知り、驚きました。日常生活で「奇数」と「偶数」の概念は身近に感じて、なぜ5年生まで待つのだろうと不思議に思ったからです。

アンスクーリングでは、身近に感じることは次々と学んでいきます。ネットワーク状に広がる学びを通して、自分の経験、情報や知識を新しい事象に結び付けてまた学ぶ。それがアンスクーリングです。

「誰もが自分の経験、知恵、学びをシェアできる世の中に。」というビジョンを持って、学びの場を作りをする資金に使わせていただきます!