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【質から自由になった学び】

アンスクーリングでは、教育の質についてあまり話題になりません。なぜならアンスクーリングでの学びの質は、誰かから保証され提供されるのもではなく、学ぶ者が興味関心に基づいて主体的に学んで行くことが大切だからです。

質が高い教育とは何でしょう?日本語で調べると「質が高い教育」という言葉は多数ありますが、それ自体が何かを答えているものが出てきません。

英語で調べるといくつか出てきますが、下記の内容が大体の回答を含んでいるように思います。

a system designed to help all children reach their full potential and enter society as full and productive citizens

日本語に訳すならこのような内容になるでしょうか。

すべての子供たちがその潜在能力を最大限に発揮し、完全で生産的な市民として社会に参入できるようにデザインされたシステム

これを調べていると合わせて出てくるのが、優秀な先生の必要性です。


すべての子供たちがその潜在能力を最大限に発揮


会社でイメージするなら、全社員の潜在能力を最大限に発揮させるようなリーダー。これができたら、どれくらい超人的でしょうか。


アンスクーリングの子供たちは、自分の潜在能力を発揮する方法を知っていて、日々実践しています。このような教育は、質が高いでしょうか?低いでしょうか?

子どもは資格もなければ、学位もありません。こういう子どもたちが自らの興味関心に基づいて、主体的に学んでいる教育は、質が高いでしょうか?低いでしょうか?

質が「高い」とは、何かと比較しているから高低が言えます。では、何と比較しているでしょうか?

自らの興味関心に基づいて主体的に学んでいることが、本人の潜在能力を発揮できる可能性を広げると考え、どう学ぶかは本人に任せる。それが、アンスクーリングです。

「誰もが自分の経験、知恵、学びをシェアできる世の中に。」というビジョンを持って、学びの場を作りをする資金に使わせていただきます!