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【意欲、挑戦、悔し涙】

娘が算数の文章題を読んでいた。ネットで見つけたようだ。三行くらいに渡る長い文章があって、答えを入力すると正解かどうかがわかる。

お腹が空いたという割には、何が食べたいのか?と聞くと、今問題を解いてるから話せないという。

空腹よりも算数の問題に夢中とはどういうことか笑 本人は算数は嫌いだと言っていたけど、単純な計算式が嫌いなだけ。文章題やちょっとひねった問題を見つけると、いつの間にか勝手にやっている。

我が家はアンスクーリング(学校に通わずに暮らしの全てから学ぶ)をしているので、算数をわざわざ教えることはしてないのだけど、突然本人が大量に問題を解いてる時がある。

この学び方は見ていて興味深い。コツコツと毎日ではなくて、あるタイミングで主体的に学んでいる。アンスクーリングは、指示する人がいないので、ほぼ全ての学びが主体的といえる。

夢中になっていた娘は、どんどんと難しくなる問題にワクワクしていたようだが、ついに回答が不正解だったようだ。すると、悔しくて、悔し涙を出していた。

私は一瞬、算数くらいで泣くのかと思ったのだけど、その考えは自分の学生時代と照らし合わせていたことに気がついた。私の場合、学校では問題は先生から渡されて強制的に答えなければならないものだった。答えなければ、点数はもらえないので、答えなければならない。答えが間違っていても、やらされてる感からでは悔しさもない。ましてや涙が出るほどなんてことはなかった。今回は点数がよかったとか、そんな感覚だった。

私は娘を見て、娘の学び方は違うと思った。娘は、意欲があって挑んでいる時に結果が伴わなかったのだ。それは悔しいはず。

悔しいと思えるほど、自ら挑戦していたんだ。アンスクーリングでも、自己研鑽はできる証だと思った。

「誰もが自分の経験、知恵、学びをシェアできる世の中に。」というビジョンを持って、学びの場を作りをする資金に使わせていただきます!