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推しの脳内をどうしても覗いてみたい | 2024/02/03

私は一度決めたら、ある一定期間それに一直線になるところがある。膨大な情報量を一気に吸収したくなる衝動が止められず、時には仕事や寝るのを忘れてしまうほどに、強烈に一直線になる。

私は最近、SixTONESというアイドルグループに大変どハマりをしているのだがその中でも「松村北斗」(敬称略/尊敬込)の脳内を覗いてみたいと強い衝動に駆られた時がある。もはやこの人の感性、私にもインストールしたいまである。

引用:https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/SixTONES/THEVIBES/
引用:https://www.sonymusic.co.jp/Music/Info/SixTONES/THEVIBES/

このふたつの文章はいま発売されている「THE VIVES」というアルバムの中に収録されている曲について書かれたセルフライナーノーツ。

いやえぐすぎるて。

えぐすぎて、大見出しにするくらい。私はこの文章に出会ってしまった時、動けなくなってしまった。動けなくなってしまったあと、知り合いになぜこの文章が良いのか。怒涛の如くLINEを送りつける。一生、彼の持つ感性の素晴らしさをキーボードで打ってはCommand+Enterを押し続ける。あの時のEnterを押す音はきっと、芯が強くまっすぐな音が響き渡っていただろう。知らんけど。

私はまだ駆け出しではあるが、文章で表現する仕事が割合的には多い。だからかもしれないが、彼が紡ぎ出す言葉とリズム感に、衝撃が止められず動けなくなってしまったのである。読んで読んで読んで、噛み締めるたび、どんどんうっとりしてしまったのである。

久しぶりに「この人の感性に触れてみたい」という強い衝動があった。もう指は止まらない。彼が読書家なのは小耳に挟んでいたので早急に影響を受けてきた本を調べAmazonへ直行。10分後には会計を済ませていた。

この時の私は迷いなんてなかった。

それからの私は、独特とも感じ取れるほどの推し活に勤しんでいる。この人の感性や視点を知りたいと思ってきたとき、丁寧に大切にしまっている宝箱を見せてもらったような気持ちになる。お裾分けしてくれて本当に嬉しい気持ちである。

最近は、彼が教えてくれた(訳:調べてきた)本を読んでいると、今の彼がどのようにして作られてきたのかを感じることができて本当に楽しい。

ちなみに私は、あれから彼に首っ丈である。

推し活は、やっぱり楽しい。

まずは買ってみた本。初めて出会った本や著者の方々。
このうちの3冊は読み終わった。私が好きな部類ばっかりだった。


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