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「自己犠牲的発想」の仕組みと2023年の上半期を振り返る

この2023年上半期は私の人生の中で最も感情の起伏と向き合い、成長と向き合った半年となりました。

創業2年目のスタートアップで、社長室的な部署で広報や人事などの業務に携わりもうすぐ2年が経とうとしています。

私が所属している組織は、フルリモート・スーパーフレックスでマーケットもかなり流動的な性質を持っているため、自律的かつ急成長をしながら仕事を推進していくことが重要視されています。

スタートアップならではの事象に遭遇することも多々あり、中でも特徴的だったのが入社してから毎月のように異なる業務を担当をこなしていたことでした。
入社は広報ポジションとして入り、すぐに社長室・人事・渉外・とある事業の責任者や退職者の後任が見つかるまでのチームを担当するなど未経験業務でも目の前の落ちているボールを拾い続けるリベロのような働き方だったと思います。

役職も一ポジションから入社1年後には役員にも就任させていただくなど、自分のキャリアの中では最も大きなステップアップを経験できています。


「貢献」なのか? 「自己犠牲」なのか?

一見順風満帆に見える私のキャリアですが、この半年は特に辛い日々が続いていたと感じています。

急成長+フルリモートというとても個人の力が試される環境の中で、私は未経験業務や役職を経験し、その責任を広げることによってさまざまなチャレンジをしました。

私は今の会社がとても大好きなので、会社のピンチには能動的に動き、課題のある場所に飛び込むことを意識し、地理的な範囲を広げて行動を起こしたり、会社で必要なポジションに自ら身を置き、会社の役に立ちたいと課題解決をするためにもがいていました。

そして、その結果としては良い成果を出せませんでした。自分の中で目指していた成果には到底辿り着けず、チャレンジでかけていたさまざまな負荷に対して十分に満足できる状態になれなかったことで私の中には自分に対する不満が積み重なっていたと思います。

最初は「会社のためになりたい」と思って動いていたことが、いつしか「私がこんなに頑張っているのに」という自己犠牲的な発想に変わっていくのす。


サンクコストの呪いからの脱却

そうしてサンクコストの呪いにかかった私ですが、現在もまだまだ心は負債を抱えています。

会社も仕事も大好きなので、どうにか従来の成長実感を楽しめる自分に戻りたいと感じています。
そのために3つのことを2023年下半期は行なっていきます。

クリエイティブな時間を愛すること

自己犠牲的な発想の1つに「〜しなければいけない・ダメである」というものがあり、自ら望んでいないことも無理をして、強制的にその状態を保つことを強いられている発想です。

この強力な自己暗示を解くためには、自分の中の自由やクリエイティブな時間を愛して自分を解放することが望ましいと考えています。

好きな音楽を聴き、美味しいものを食べ、好きな人と時間を過ごす。その中で、表現したいと思った自分自身を素直にありのまま表現することで自分の中の強い思い込みにゆとりを作ることができたら良いなと思っています。

自我にとらわれない「禅」を極めし者になる

みなさんは「禅」をご存知ですか?
仏教の考えで、「心が動揺することのなくなった状態」を意味するそうです。

一般的には瞑想や坐禅などを介して禅の状態を作り出すことが多いとされています。
この動画の禅問答の話好きです。やってみたい!

去年から禅の知識は習得していましたが、なかなか実践する意識が持てていなかったと思います。
この半年間は常に環境や人に反応し、感情が揺らぎ、時には自分以外の誰かにその感情の責任を押し付けながらも消耗していました。

下半期はそんな状態や感情を常に静観しながらも根本的解決に向けて在り、未来に怯えない自分であるためのマインドフルネスを習得しようと思います。

きっと今年の残り期間のキーワードは「考えるな、感じろ。」だと思います。Don't think, feel.

おすすめの本です。


HealthyでHappyな学習欲・知識欲を持つ

今年は仕事で英語を使う頻度が増えることがすでに決まっているため英語学習をしています。
また、その他仕事に必要なドメイン知識も幅広い企業なので「習得しないといけないもの」が目の前にあり続けている状態。

とはいえ、学習は自分にとってはとても楽しく、さらにすぐに実践できる機会が常に用意されています。実はここが今の会社の一番好きなところだったりします。

なので、その学習欲や知識欲をもっとhealthy&happyに持てたら嬉しい!勉強仲間募集中です。


最後

苦しい中でも「人生しているな〜!」と楽観的な自分も出てくる時もあるので、自分を感じながらHappyを取り戻し、健康的な成長実感をするために2023年を過ごします!

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