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生活に変化を起こすのに良いタイミング

前置き

オーストラリアでの生活には、家(シェアハウス)と仕事(カジュアルというアルバイトみたいな働き方)探しはずっと付きまとう問題で、好条件のものに出会うのは難しいなとよく感じます。もちろん日本にいても住む場所や働く環境を変えるには労力が要ります。ですが今は一時的に海外に滞在している身なので、引っ越しも仕事を変えることも簡単にできてしまいすぎて、逆にそのタイミングに困るのかなと思います。
そんな中、オーストラリア生活約8ヶ月目にしてやっと自分が納得のいく家と仕事に巡り会えたので、今回はその過程とどのようなタイミングで行動することがそのような結果をもたらすかについて書きます。

オーストラリアでの家と仕事の変化

まずは、これまで家と仕事をどう変えてきたか説明します。

家については、初めは語学学校の寮に住み、2ヶ月間の予約期間が終了したのでシェアハウスに移動しました。しかしあまり快適ではなく再び寮で4ヶ月ほど生活した後、また別のシェアハウスに引っ越しました。
仕事については、友人に紹介してもらったマッサージの仕事を半年ほど続け、最近レストランでのウェイターの仕事に変えました。

家・仕事探しから学んだ、生活を変化させるタイミング

そんなに頻繁に家と仕事を変えてきたわけではないと思いますが、どちらにおいてもあるポイントで不快感を覚えたことで変化を起こし、現在はこれまでより快適な生活ができているという事実があります。このことから、どんなタイミングや考えで生活に変化を起こすと良いかを学びました。

家探しから学んだこと

寮での滞在はもともと2ヶ月しか予約していなかったので初めのシェアハウスに引っ越ししたわけですが、そこから学校までの距離が私には遠く感じられ、またシェアハウスというライフスタイル自体にあまり適合できず、約1ヶ月ほどで寮に戻ってしまいました。その後寮での生活はかなり快適でしたが、ヨガの学校が始まったことでより一人で学習に集中する環境が必要となり、また別のシェアハウスに引っ越しました。(寮ではずっと二人部屋でした)そして今のシェアハウスには、以前と異なり立地的にも、人間関係的にも、そして金銭的にも満足できている状態です。

以上のことから、その行動の必要性が腑に落ちている状態で行動することで快適な環境が得られると学びました。初めにシェアハウスに住んだときは、自分が引っ越したいと思ったからというよりは、そうしなければいけなかったからそうしただけでした。つまり自分の心が追いついていないまま体だけが行動していたのだと思います。しかし二度目のシェアハウスへの引っ越しでは、その必要性を自分の中でしっかりと理解していました。「またシェアハウスで生活してそこが自分に合わなかったらどうしよう」という恐れがあったのも事実です。このような恐れに基づいて現状維持するか、またはそれを認めつつ次に進むかの判断はとても難しいと思います。ですが私の場合は、引っ越しは学習に集中するという目的達成のために必要なことだと判断し、行動を起こすことにしました。つまり自分の中でその行動が必要だと心で理解していたということです。

仕事探しから学んだこと

始めはマッサージセラピストとして働いていて、その仕事自体は好きでした。しかし長時間のマッサージで慢性的に疲労が溜まっていたのと、お店の雰囲気があまり好きではなかったので、仕事を初めて3、4ヶ月経った辺りからずっと辞めたいなと思っていました。そこでまずはシフトを減らすようにお願いし、徐々に他の仕事を探すための行動も始めました。具体的にはディッシュウォッシャーのトライアル、周りの人に仕事を紹介してほしいとお願いする、他のマッサージショップへのアプライなどです。そうしているうちに、たまたまウェイターの仕事を紹介してもらうことができ、もちろんその仕事も疲れますがマッサージよりは体力的に楽で、そしてとても素敵な方たちと一緒に今働くことができています。

以上仕事探しから気づいたのは、辛いと感じる状況の中でも地道に行動することでそこから脱却してより良い環境を得られるということです。この、「地道」にというのが重要だと思っています。なぜなら過去の私には、無理だとか嫌だとか感じたことは完全に辞めて、一度ゼロにしてから新しいことを探す癖があったからです。しかし今考えると、その一旦ゼロにするという行動が自分には何もないという焦燥感を抱かせ、本当に何もないような現実を作っていたのかもしれません。今回は、マッサージの仕事はシフトを減らしながらキープしつつ、忍耐強く待ち続けた結果として、素敵な職場に出会えました。(シフトを減らさなかったら他の仕事を探す余裕はなかったと思うので、時間的・心理的な余裕を持って次に向けて行動するのもとても大事だと思います。またはシフトを減らす行為自体も地道な行動の1つと言えるかもしれませんね。)
何か生活に関わることを変化させるときは、一度にすべてを変えるよりは、まずは置かれた環境の中でできることを地道に行い、その過程に訪れたチャンスを「待っていました」というように掴むと、無駄に感情や体力を消耗せずに良い環境に行き着けるのではないかと思います。
すべて辞めてしまいたいのに一気に終わらせることができないその状況下にいる間はとても辛いですが、少しでも行動してるから大丈夫だと自分に言い聞かせて私はマッサージの仕事に耐えていました。

まとめ

少し長くダラダラと書いてしまい、あまりまとまりのない文章だったかもしれませんが、読んでくださった方ありがとうございます。
まとめると、
・自分が本当に変化を望んでいて、その変化の必要性を理解しているとき
・地道な行動の中にチャンスが巡って来たとき
(地道な行動を起こすための時間的・心理的余裕を確保する)

に行動すると現状よりも良い環境に出会えるということです。
もちろんこれはあくまでも私の体験ベースなので、他にも行動するのに良いタイミングはあると思います。また、私が気づいていないか、はたまた分析が甘いかで言葉にしきれていない、良い環境を得るに至った「他の要素」もたくさんあるはずです。ただ、私の意識できる限りでは、上記のタイミングで変化を起こした結果として現状に満足できているということです。
生活の中で何かを変えたいと思っている方の参考になれば幸いです。改めて読んでくださりありがとうございます!

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