入社〜リリースまで駆けぬけたUI/UXデザイナーの6ヶ月
これはマネフォデザイナーAdvent Calendar2022🎄⛄️ の10日目の記事です。本日は、マネーフォワード クラウドUI/UXデザイナーのyuiがお届けします🙋♀️
2022年6月に入社してあっという間に半年が経ち、担当しているプロダクトがついにリリースされました!🎉
入社からリリースまでの6ヶ月間どんなことをやったか、成功や失敗を振り返りたいと思います。
やったこと
1. 『議事録』でMTGを前に進める
私が入社した時点では、プロダクト開発チームの日々のMTGには議事録がありませんでした。
内容を理解するためにも個人的にメモを取りながら実務に当たっていたのですが、徐々に「あれ、結局何に決まったっけ…?」ということが増えてきてしまい。。これは迷惑をかけてしまう😨!と感じ、議事録に残すことを提案し、議事録係に就任しました。
率先して議事録を取ることで、議論やプロダクトの理解が進みました。
また、議事録を画面共有しながら話し合うことで、記載内容が少しでも違った時にその場ですぐに訂正してもらえるので、認識齟齬が起きづらくなりました。🎉
2. 『ぽいぽいチャンネル』で必要な情報をすぐにキャッチ
業務上のコミュニケーションはSlackを利用しています。その中で
という2つの課題を感じるようになりました。
そこでSlackのリアク字チャンネラーという機能を使いました。これは特定のリアクションをすることで、別のチャンネルにぽいぽいと転送することができる機能です。
リアクション用のSlack emojiと、転送用のチャンネルをセットで用意しました。
このように設定したslack emojiでリアクションをつけたメッセージが、特定のチャンネルに貯まるようになります。その結果、検索を繰り返す手間が減り、デザインタスクの管理はSlackで完結できるようになりました🎉
3. デザインを『すばやく』作り、意思決定をもっと早く
休憩がてら議事録を眺めていると、デザインに関する議題が目に止まりました。
「なるほど、これが次のタスクか…どんなUIが良いかな…🤔」と考えていたのですが、MTGまで時間があるので、この間にデザインを作っちゃえば良くない?💡と思いつき、議題を事前に確認して、デザインに関する議題があれば、プロトタイプを2案ほど作ってMTGに臨むという取り組みを始めました。
もちろん要件を詳しくヒアリングしていない状態で自分なりに汲み取って作ることになるので、完成度は低く壊れる前提なのですが、
デザインがある状態で議論をすることで「ここをもっとこうしたい」「このUIは現実的ではない」といった具体的な話ができ、想定よりも早く意思決定ができるようになりました。
新規プロダクト開発というスピードを求められる環境の中で、まずは、すばやく形に起こし、あらゆる方向性を検討するという動きができるようになり、とてもよかったと思います。
4. 『距離』を感じないコミュニケーション
以前、ベトナム出張の記事を投稿したのですが、私たちのプロダクトは日本とベトナムの協働チームで開発しています。
7月の出張では、開発メンバーと念願の対面ができ、優しく歓迎してもらいました。が、私は英語が苦手でまだまだ会話ができるレベルには達しておらず、せっかくの機会でもコミュニケーションが思うほどうまくできず悔しい思いをしました。
それから、時差や国境の壁を取り払って少しでも距離を縮めるため、Slackでのコミュニケーションを頑張ることにしました。
やったことは2つです。
とてもシンプルなことなのですが、同じ空間にいないからこそ、期待を寄せてくれる相手が「いつまでに対応するんだ?」というモヤモヤした気持ちを持たないようにしたい…。そう思って始めた取り組みでした。
今では気軽にお互いにデザインについての相談や、タスクの連絡ができるようになり、距離を感じさせないコミュニケーションが実現できたんじゃないかと感じています。といっても私自身が英語を理解できれば、理解・返信の速度が上がり、よりはやい意思決定ができるようになると思うので、英語の勉強を頑張ります🫡
5. 役割を『越境』していろんなチャレンジをした
リリース間近になるとプロダクトのUI以外の業務に挑戦する機会がありました。
プロダクト全体を俯瞰してコンセプトに向き合い、PdMの脳内イメージを可視化するお手伝いができたのは、私にとってとても楽しく、改めてPdMとデザイナーの目線が揃ったように感じています。
また、業務でなかなか関わらない他部署の方々と一緒にお仕事ができたことも、すごく新鮮で楽しく勉強になりました。(関わってくださった皆さま、改めてありがとうございました!)
失敗したこと
無限にあります🤯
例えば、良かれと思ってFigmaデータの位置を入れ替えて、開発メンバーに混乱と混沌を招いたり、全エラーパターンのデザインを作る文化を自ら醸成し、自分のキャパを圧迫することになったり…(これからは効率化のためにやり方を整理する予定です🙇♀️)
なかでも1番の失敗は、入社当初分からないことが多すぎて動きが固くなっていたことです。この時間は本当にもったいなかった…。。。
当時同じデザイナーチームだったおかむーさんのnoteを何度も読み返し、動き方の参考にさせてもらったり。
上長との1on1で「存分に暴れて大丈夫です😉」という一言をもらって勇気が出たり…🔥、PdMがドメイン知識の勉強会を実施してくれたり…📚
そういったことを経て、徐々に動きが柔らかくなり、いろんなチャレンジができるようになったのでした。
最後に
成功したこと!といっても小さなことばかりなのですが、色々なことに挑戦できる環境で働くことができて、少しずつ成長できている実感があります。
さらにたくさんのお客様に手に取ってもらい満足されるプロダクトにできるように、引き続きチャレンジを忘れずにデザインに向き合っていきたいと思います!
次回!
明日11日目は、ayaneさんです!お楽しみに🎉
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