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有線イヤホン様

イヤホンがワイヤレス主流になってどれくらいが経つだろうか?今現在、有線イヤホンを持っている人はどのくらいいるのだろう?
あまり時代の流行に詳しい方ではないのでよく知らないけども、私は未だにしっかり有線イヤホンを使用している。いや、愛用していると言っても過言ではないだろう。

こちらが私が今も使っている有線イヤホン。
バッグの中で絡まってなかなか解けず、知恵の輪状態になることもしばしば。だいぶ長いこと使っているので、かなり年季が入ってきた。よく見ると耳の辺りハゲハゲじゃん...それもそうだよね...、毎日たくさんお世話になってるもんね...。

私がワイヤレスにしないで有線を使う理由はいくつかある。

第一に、有線イヤホンの形状が好きだ。

コードって可愛くないですか...?

まず大変に安易な言葉で有線イヤホン様()には申し訳ないことこの上ないけども...!めちゃくちゃエモくて可愛い!!!!!!!

コードってとても情緒を感じる。繋いでいる、という行為というか仕組みが良い。カラーバリエーションによってポップな可愛さも極まれり。

見て!この!ショッキングなピンクの有線を!!!!(うるさい)

質感といい全体の形状も完璧ではないか。
そりゃ便利に素敵にデザインされているのだから当たり前っちゃ当たり前なのかもしれないけど、私は心底この有線イヤホンが好きだ。有線イヤホンに惚れていると言ってもあながち間違いではない(落ち着け)。
作ってくれた人、本当にありがとう...。

形状そのものも好きだけど、思い出としての有線イヤホンも好きだ。
通学・通勤で使っていた思い出。電車内でも使っていたなあ。入院した時も、眠れない夜に音楽を聴いたっけ(当時はMDだった!)。
色々な時、場所でたくさんたくさんお世話になったのだ。

あとこれは余談かもしれないけど、映画「はじまりのうた」で主人公2人がイヤホンにスプリッターを付けてプレイリストをシェアするシーンがとても好き。ドラマチックでロマンチックで。

色々な思い出が、想いが有線イヤホンには詰まっている。

これも世代なのかなあ。

まだ私物の有線イヤホンが頑張れそうなので暫く買い替える機会もないのだけど、もしこれが壊れたとしても私はまた有線イヤホンを買うだろう。そしておそらく同じようなショッキングピンクの物を。

ファッションとしての有線イヤホンも好き。だけどその裏には、どこか信念めいたような、それが執着なのか愛着なのか何なのかよくわからない想いを携えている。

もう手に入らない、なんてことがない限り、私は有線イヤホンを使い続けるだろうなあ。

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