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柄柄協奏曲

物心ついた頃から柄が大好きだ。
大胆な花柄や個性的な柄、色合いも鮮やかでエッジが効いたものが特に好き。それは一体何の柄やら...みたいな謎めいたモチーフも好きだし、まさかそんなモチーフの柄もあるの?!みたいな発見があるのも柄物の楽しいところ。

柄と柄の共演も楽しい◎

この間ヴィンテージショップをウロウロしていたらカタツムリ柄を見つけて嬉しくなってしまった。しかもやたらリアルなカタツムリで、まさに大量発生でしかない状態の柄シャツだった。大パニック極まりない、まるでホラー映画のようなこの柄シャツを誰が買い、どのように着こなすのか...。考えるだけでもわくわくする。

見た目はなかなか可愛いんだけどね。そしてなかなかにシュールでインパクトのある柄シャツ。元の持ち主もどんな人物なのか気になるし、作った人の気持ちも気になるし、とにかく脳裏にこびりついて仕方ない。まあ買わないんだけど...。(私は着こなす自信がないぜ!)

柄の楽しいところって、密集することである種のファンタジー性が含まれることじゃないかなと思う。
そんなにカタツムリ集まられても...、とか、例えば猫でもそんなに集まる...?みたいな、しかも全員こっち見てる(汗)みたいな、おもろい状態・状況が柄では実現できてしまうのが大変に興味深い点である。お洋服は日常だけど柄物は非日常を演出してくれるのである。

お気に入りの花柄たち

花柄も可愛いし華やかで大好きだ。「そんな咲かんやろ」「お花畑かな?」みたいなブリブリコテコテ感満載のユニークさが大きな魅力だ。

花柄って誰しもが好きで愛嬌もあるし一般的にも流通している柄だけに「そこまで咲かんでも...」「咲き誇りすぎでは...」くらいのインパクトとショッキングさを求めてしまう傾向に私はある。花柄を着るならば圧が欲しいし、フェミニンよりもファビュラスが欲しい。

ドヤ〜!ドコドコドッカーン!!みたいな効果音を付けてほしいくらいだし、ダース・ベイダーもビックリするくらいの存在感を放ちたい。やはり無難よりも挑戦にわくわくするのである。

どんな時も楽しく明るく、ときめく方向へ。ユニークで華やかな柄はいつの時代も私たちの背中をそっと優しく押してくれる。

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