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試着室で想うこと
お洋服を買う時、私は必ず試着をするタイプ。
自分の中で以下を基準に買うor買わないを決めている。
①手持ちの服や小物と合わせられるか
②ときめくか
③一瞬でも迷ったら買わない
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若い頃はバイトで頑張って働いて得たお金を何でもかんでもファッションに注ぎ込んで結局「服はたくさんあるのに着る服がない!!涙」状態に陥っていた。
断捨離も大切だけど、そもそも買う時にきちんと判断できれば物やお洋服はやたらと増えないよね...とめちゃくちゃに痛感し、自分の中での三か条を決めたのであった。
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試着室って、短い時間で本当に色んなことを想う。このお洋服を着て○○に行きたい。○○に会いたい。あのバッグを合わせたい。靴はあれとこれが合うかなあ。こんなシーンで着たいなあ。
そんな想像力を掻き立ててくれたかと思いきや、
「なんか私、可愛いぞ!!!」と自己肯定感が爆発したり。めちゃくちゃに似合うお洋服に出逢えた時には思わず「素敵すぎんか!??」とニマニマするし、試着室の中でクルクルと何回も回ったりする。オルゴール人形もビックリするくらいに。
いずれにせよ「私!可愛い!最高!最強!!優勝!!!」(Winnerrrrr!!!!)となる瞬間を期待しているし待ち望んでいる。
もちろん毎回そうはならないし、だからこそ試着室を活用するわけだけど。
私は肩幅や骨盤がガッシリしているので、
「なんやねんこれ...?入らんぞ...?」と試合にもならない場合もある(試合だったのか)。
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試着室ではたくさんの想像や思考を重ねて私の一着を決める。贅沢な時間であり大切な時間。
私の元にやってくるのであれば「目の前に現れてくれてありがとう!これからたくさんよろしくね!」だし、お見送りするのであれば「他の方の元で大切にされて輝いてね〜!」と、やや残念感はあれど気持ち良く次の方へバトンタッチする。お洋服もタイミングがあり、ご縁がある。
タイミングとご縁がバッチリ重なるということは、これからこのお洋服は素敵な時間を共にしてくれるということ。もしかしたら悲しいこともあるかもしれない。そんな時も、このお洋服が一緒なら大丈夫と思えそう。だってこれを着ている私は最高に最強で素敵なのだから!
そんなことを想いながら私は新しいお洋服を買う。わくわくを抱えて、ちょっと先の未来へ想いを馳せながら。
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