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喫茶店とコスプレ

喫茶店で、ぼーっと考えごとなんかをするのがとても好きである。お気に入りのワンピースやマイブームの白いお洋服を着てカフェラテを頂く。本を読んだり、考えごとをノートに書き留めたり。私と打ち合わせをしているような、私による私のための時間。それはなんて素晴らしく孤独で贅沢な時間なんだろうと思う。

その日の気分で選ぶ、お気に入りのワンピースやマイブームの白いお洋服。どれも甘い香りが似合うような装いである。喫茶店のアンティーク調のインテリアに馴染むような佇まいをあえてしてみたり。
ある意味では、ぜんぶコスプレなのだ。文学少女を装ってみたり美大生を装ってみたり。
煙草を燻らせブラックコーヒーを嗜みたい。私は煙草を吸わないしブラックコーヒーも飲めないけどな(ミルクとお砂糖ください!!)。

現在、少女性を帯びた女のコスプレを大いに楽しんでいるわけだけど。これって女より女、女以上に女、なんなら女とか性別を超えた、もはや概念といった私自身のコンプレックスや理想と空想を詰め込んだハイパーエキセントリック⭐︎スタイルなのでは...?と、最近は腑に落ちている。

前にも私のショーや衣装の作り方は「バーレスクダンサーというよりドラァグクイーンに近いわね」と某クイーンさんに言っていただいたことがある。たぶん、私は考え方がどちらかと言えばそちら側なのだろうと思う。

装うことで鎧と化し、私なりの美学や哲学を反映した姿を創っている。それはすなわち最高で最強であると感じる。完璧(に日々限りなく近づいていくとして)なメタモルフォーゼ。そしてささやかながら現代社会におけるアンチテーゼだったりもする。

ちなみにこれはロイヤルミルクティー

今日もまた喫茶店でカフェラテを頂きながら、色々なことを想う。この時間がたまらなく好きだ。静かで美しく、あたたかな時間。リラックスしながらリフレッシュも叶う時間。
明日もお気に入りのお洋服を着て穏やかに過ごせますように。それはまるで儀式のような音楽のような、未来へ向けてエネルギーチャージを行う、私にとって大切な大切な時間なのだ。

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