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パフスリーブが着たい

パフスリーブ。それは袖が丸くふわふわと可愛らしい形状をしている。着る人の可憐さを引き立てるパーツである。

しかしなぜだか私が着るとガンダムになってしまう。なんだこの肩のいかつさと破壊力の強さは。おいおい着る人の可憐さを引き立てるパーツじゃなかったのかよ...?

と、数年前まで結構本気で思っていた。

大人になってパーソナルカラーや骨格診断を参考にしたり、体型も思考も変わったり。時を経て、私の「パフスリーブ = ガンダムになってしまう」という独断と偏見はキレイに崩れ去った。

デコルテが開いていればパフスリーブも着れるということに気がついた20代後半。
おそらく以前に首の詰まったタイプのパフスリーブを着て、ビックリするぐらい似合わないandビックリするぐらいのガンダム感に絶望したのだと思う。
そう、私はパフスリーブが似合わないのではなくタートルネックなど首の詰まったタイプの服がとにかく似合わないのだ。
そうとも知らずパフスリーブ×タートルネックの地獄のコラボレーションを着て、ぶっ飛んだ過去...。※私にとっては、です。

パフスリーブに憧れていたし、パフスリーブが着たかった。その想いが強いがゆえに「私はパフスリーブが似合わないんだ...だ...(エコー)」と、大いに愕然としたし絶望した。

あとその時のメイクや髪型などの複合的な理由もあるだろう。同じパフスリーブでも色や形で印象も異なる。色々な組み合わせ方、組み合わせ次第で如何様にもなるみたいだ。

ということで、時を経てデコルテが開いていればパフスリーブも着られることを知った私。
いや、他人から見ればちょっと可愛いガンダムくらいかもしれない。それくらい私の肩幅はガッシリしている。それでもいいのだ。着たい服を着て、似合うように努力しながら楽しく在ることがいちばんなのだから。

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