渡り鳥はちょっぴり貧乏
私は、ひとつの場所にずっと留まり続けることができない。
大学生のときは、憧れて入ったサークルを1年で辞め、その後はファッションショーの広報やらフリーペーパーの制作やら、やりたいことをやりながら、卒業までのらりくらり過ごしていたし、社会人になってからは、新卒で入った安定した会社を3年で辞め、人間関係に恵まれた転職先を2年で辞め、しまいには不安定なフリーランスの道を選んだ。
こんなふうに転々としてきたのは、居心地が悪かったとか、組織で働きたくないとか、そんな後ろ向きな理由から