見出し画像

イギリスのコロナ政策のリーク情報

イギリスの元新型コロナ政府顧問であるネイル・ファーガソンが彼らの仲間に宛てた文書がリークされました。

リーク情報

翻訳は以下のサイトで読むことができます。

リークされた実際の文書は以下のものです。

画像1
画像2
画像3

もしこの文書が真であれば、これまで世界で行われてきたことの何が真で、何が偽かを分析する上でも重要な文章なのではないかと思います。

追記(7月12日)――反論

これらのリーク情報に対してフェイクであるという情報についても紹介します。

インペリアル・カレッジ・ロンドンとはロンドンに本部を置く世界最高位の理工系名門大学の一つです。ニール・ファーガソンはここに席を置く疫学者です。

次にロイター通信による反論

リーク情報が流れたのは少なくともインペリアル・カレッジ・ロンドンがこれらの情報がデマであるとした2021年6月18日以前であり、6月14日から6月18日の間にネット上に流出したものと思われる。

ファクトチェック

ファクトチェックは本当に事実を検証できるのかという問題はこれまで私は何度か指摘してきました。ファクトチェックそのものもフェイクとして利用可能です。

今回のリーク情報が真であるか、偽であるかはともかく、これが真である場合と、偽である場合とで情報を追っていくだけです。世の中にある情報は常にいかなる場合でも可謬性を持っているという観点をプラグマティストのチャールズ・パースが提示しています。

私たちは残念ながらこの可謬性から自由にはなれません。私たちは確実性を探究することができますが、本当に確実な真実に到達できるかといえば疑問があります。

というわけでして、今後もこの情報がどのような意味をもっていくのかを観察していきたいと思います。

今後の活動のためにご支援いただけますと助かります。 もし一連の活動にご関心がありましたらサポートのご協力お願いします。