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ドラマ『ライオンの隠れ家』

先週から始まったドラマ『ライオンの隠れ家』
まだ始まったばかりなので、内容は今後の楽しみにするとして、1話を観て思ったことを書いておこうと思います。

私は、特別支援学校や特別支援学級で担任をしたり、特別支援コーディネーターを担当したりする中で自閉症スペクトラム障がいの児童生徒やその家族に出会うことが多くありました。特別支援学校、特別支援学級は特に家庭との連携が必要なことが多いので、家庭訪問に行ったりお家の方と連絡帳や電話などで密に連絡を取ったりしていました。ただ、お家での生活などを1日観察したり、その児童生徒の両親や兄弟姉妹などがどのように生活しているのかまではなかなか把握することはできませんでしたし、その家族の方々がどのようなことを思いながら生活しているのかまでは、わからないことも多かったです。

教員だった私が思うこのドラマの見どころは、障がいのある児童生徒の家庭での様子、家族との関わり、そして設定としては学校教育が終わった後の生活なので就労後の生活が一つの例となりますが、見ることができるというのがとても価値があると思います。
ドラマなのでこれから色々あると思いますが、最後までしっかり観て、自分にできることをまた考えていきたいと思います。

そして、坂東龍太さんの演技がなるほど、と思わせてくれることがたくさんあり、きっとこの撮影までに多くの色々な人に出会い関わり考え整理して演じられているのだろうなと思い、スーッとこのドラマに引き込まれました。柳楽優弥さんの役柄も非常に繊細なところがたくさんあると思うのですが、これまた絶妙な感じがして、観ていて心がちょっとヒリヒリする感じがあって…。
とにかく、お二人共、演技がわざとらしくなくて自然で、観ていて目が離せなくなりました。

特別支援学校や特別支援学級で初めての担任をされたり、経験をこれから積み上げていくぞ、という方々には観ていただけると参考になることがあると思います。
そして、教員でなくても、社会の一員として色々な家族があるということを知るのも大切なことだと思いますので、私もしっかり見続けたいと思います。

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Horizon
読んでいただきありがとうございます よろしければ…(*´ω`*)