見出し画像

【HSP】を知って生きやすくなった話

こんにちは。なごみ地蔵です☺️

本日は、「自分が生きづらいのは、自分もきっとHSPだからだ」と思っている方に向けての記事です。

私は、HSPを知ったことで、自分と似た悩みを持っている人が一定数いることが分かり、少し気持ちがラクになりました。

また、「少しでも快適に過ごすためにはどうしたらいいか」を前向きに考えられるようになりました。

今回は、HSPの説明を簡単にしつつ、具体的に私がどういう生きづらさを感じてきて、その解消のためにどんな工夫をしているのか、私の体験談を中心に紹介します。

個人差があるかと思いますが、少しでもヒントになれば嬉しいです。


HSPとは?

HSP(エイチエスピー)とは、1996年にアメリカの心理学者アーロン博士が提唱した、人の「気質」を表す言葉で、【とても敏感な人】という意味のHighly Sensitive Personの頭文字をとった言葉です。

人によって程度の違いはあるものの、5人に1人がHSPの気質を持つと言われています。

HSPに共通しやすい特徴として、

①あらゆる刺激に敏感すぎる
②共感しやすい
③人の影響を受けやすい
④心も体も疲れやすい
⑤予感や直感力に優れる
⑥内向的になりやすい

が挙げられます。

注意が必要なのは、HSPはあくまで「生まれつきの特徴や人格のひとつ」であり、病気や障害ではないということです。

医学的概念として認められているものではないため、病院(精神科、神経科、心療内科)で診断されることはありません。

「自分はHSPかも?」と思ったら、HSPについての知識を深めることが、生きやすさに繋がります。

「敏感すぎる心がスーッとラクになる本」を参考に記述しました。


私が感じてきた生きづらさ

HSPに共通しやすい特徴を6つ前述しましたが、抽象的で分かりにくいものもあったかと思います。

そこで、あくまで私個人の話にはなりますが、具体的にどのような生きづらさを感じてきたのかを、自分なりに前述の6つの特徴に区分しながら列挙していきます。


①あらゆる刺激に敏感すぎる

・眩しさを感じやすい
 (照度の高い部屋、イルミネーション、スマホやPCの使用による眼精疲労etc.)

・かゆみを感じる衣類が多い
(服の洗濯表示タグ、毛が入っているタートルネックのセーターetc.)

・低気圧による不調(主に頭痛)を感じやすい

・うるさく感じやすく、その場にいるとどっと疲れやすい
 (居酒屋、映画館、カラオケ、工事現場、セール会場、ターミナル駅、バラエティ番組、遊園地、ライブ会場etc.)

・においのキツい空間にいると頭痛がする
(喫煙可の飲食店、新車や新築、デパートの化粧品売り場、プールの塩素臭etc.)


②共感しやすい&③人の影響を受けやすい

・人の幸せを自分のことのように喜べる反面、人の辛さも自分のことのように受け止めてしまう

・言葉に出さなくても、表情や態度、雰囲気などから、その人の言いたいことや感情が読み取れてしまう

・予想外のことを相談されると「今まで気付けなくて申し訳なかった」と自責の念に駆られる

→相談や頼まれごとをされやすいため、他人の感情の渦に巻き込まれやすく、自分を見失いやすい


④心も体も疲れやすい

疲れやすいのは、自分が弱い人間だからだと思ってしまう

→強くなるためには人よりも頑張らなければならないと思い、睡眠時間を削って無理をする

→体に不調が出る(機能性ディスペプシア、不眠、倦怠感、喘息etc.)

→自分はやっぱり弱いと思い、活躍している人と自分を比べてしまい、自己肯定感がますます低下する


※⑤予感や直感力に優れる&⑥内向的になりやすい、に関しては、特段自覚していることがないため、割愛します。


生きやすくするために私が心がけていること

ここからは、前述した生きづらさを解消するために、私が実践してきて効果を感じたことや、今も続けていることを紹介します。

効果を感じたこと其の一
📚HSPについての勉強📚

自分のマイナスな面ばかりに目がいきがちだった私は、HSPについて勉強したことで、HSPならではの良さにも目を向けることができるようになりました。

また、「自分を変えなければ」と常々思っていましたが、「まずはありのままの自分を認めて受け入れることが大事なんだ」ということにも気付けました。

HSPに関する情報は、近年注目されているトピックでもあるため、書籍やYouTube、ネット記事等で入手しやすくなっています。

「自己理解を深めるとともに、自己肯定感を上げたい」と思っている方は、まずはHSPについて調べてみると、それだけでもだいぶ生きやすくなると思います。

効果を感じたこと其の二
🙅‍♀️刺激を可能な限り避ける🙅‍♀️

これは前述した①あらゆる刺激に敏感すぎるへの対処法です。
具体的には、

・眼精疲労対策
  ブルーライトカットのメガネの着用
  蒸気でホットアイマスクの活用

・衣類の刺激対策
  洗濯表示タグのないユニクロの下着への買い替え
  直接肌に触れるものは綿等の肌触りを重視した素材のものを選択
  肌の保湿ケアによる刺激の軽減

・天気痛対策
  気圧予報アプリ「頭痛ーる」の活用
  耳のマッサージ(勉強中)
  ヨガで自律神経を整える(効果を感じたこと其の四でも触れます)

などが挙げられます。

音やにおい等が苦手な場所には、付き合いが悪いと言われようが極力行かないことで、余計なストレスを感じずに済み、自分を守ることにも繋がります。

効果を感じたこと其の三
👥人との距離感を意識する👥

これは前述した②共感しやすい&③人の影響を受けやすいへの対処法です。

具体的には、
・自分の時間の捻出
・アサーティブコミュニケーションの実践
・SNSを極力見ない等情報の取捨選択
などが挙げられます。

アサーティブコミュニケーションについては、今後別の記事でご紹介したいと思っています。

「SNSを極力見ない」については、以前挙げた自己肯定感を上げる方法Best3でも触れていますので、よかったら読んでみてください。

効果を感じたこと其の四
🧘‍♀️ヨガ🧘‍♀️

これは前述した④心も体も疲れやすいへの対処法です。

最初は「体が硬い私にヨガは無理」と敬遠していましたが、「無理にポーズをとることよりも、気持ちよく呼吸をすることに意識を向けてみて」というインストラクターさんからのアドバイスのおかげで、今では楽しくヨガを続けています。

ヨガの最中は雑念が取り払われて、自分の心身としっかり向き合うことができるので、リラックスしやすく、なんとなく感じていた不調が緩和され、心も体も癒されます。

一回だけではなかなか効果を感じられないかもしれませんが、ヨガは自律神経を整える効果があると言われているので、自律神経が乱れやすいHSPの方には特にオススメしたい気分転換法です。


最後に

HSPについて、自分の体験談を中心にここまで書き記してきましたが、いかがでしたか?

HSPの性質を程度の差はあれ持っている人から、まったくそうでない人まで、人は皆なにかしら苦手なものがあるかと思います。

「私はこれが苦手なんだ」という意思表示がしやすく、少しでも快適に過ごせるような世の中にするためには、個人差があることを受け入れ、意思表示のしやすい環境を一人ひとりが意識して作っていくことが大切だと思っています。

そして何よりも、HSPか否かに関係なく、全世界的に混乱している時期だからこそ、「自分を一番大切にする」ということを忘れないでいたいと私自身も思っています。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

「この記事を読んで良かったな」
「参考になったな」
と少しでも思っていただけたら、
ぜひ「スキ♡」やコメントをいただけると嬉しいです☺️

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?