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「嵐」に学ぶ❝愛されるブランドづくり❞(日経WOMAN9月号より)

こんにちは。なごみ地蔵です☺

本日は、「ブランディングに興味がある」という方に向けての記事です。

働く自分自身や商品・サービスを社会で差別化するためには、今の時代にブランディングは欠かせません。

日経WOMAN9月号の「嵐」に学ぶ!働く女子のためのブランディング講座という記事が興味深かったため、今回はその内容を皆さまに共有したいと思います。

日経WOMAN9月号の概要

(画像は日経ウーマン公式ホームページより)

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2021年8月7日発売 定価680円(税込)

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【特集3】
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今回は、特集ページからではなく、「嵐」に学ぶ!働く女子のためのブランディング講座という記事をご紹介します。


「嵐」の特徴と「ブランドプロミス」

結成から21年、活動休止した今も長く愛され続けている「嵐」の特徴と、そのブランディングを成功へと導いた戦略について、この章では見ていきます。


特徴1 「縦ではなく横」のファンとの関係性

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嵐は、メンバー5人と「ファン=6人目の嵐」でつくり上げる

嵐のメンバー5人は、ファンを「6人目の嵐」と呼び、嵐というグループをファンと一緒につくり上げていきました。
一方のファンは、自分たちも嵐の一部であると感じ、嵐ブランドに対しての愛情を、嵐の成長とともに育んでいきました。


特徴2 同級生のような、わちゃわちゃした仲の良さ

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嵐は、メンバー5人の関係性が常に対等

嵐は、メンバー5人が横に並んだ仲の良さも、ファンに愛されました。
誰か強いひとりが引っ張るのではなく、目線と気持ちをそろえ、時に役割分担や助け合いをしながら、5人のバランスの取れた人間関係を見せ続けました。


特徴3 デビュー当時から「応援ソング」を出し続ける

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嵐はファンの人生に寄り添い、応援し続ける

デビュー曲を含め、嵐には応援ソングが多いのも特徴です。
ライブで一緒に歌い、日々の場面で曲に背中を押してもらうこともあるでしょう。
その元気をもらった瞬間の積み重ねで、嵐はファンの生活の一部となり、ライフスタイルブランドになっていきました。


特徴4 ライブやSNSなど、常に「新しい手法」に挑戦

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ファンに新しい景色を見せるため、挑戦し続ける

毎年のライブツアーでファンにもっと喜んでもらえるよう、嵐は常に新しい景色を見せる最大限の努力をしてきました。
舞台装置や演出、踊りを工夫したり、最先端のテクノロジーも恐れず活用しながら、見える風景を進化させ続けました。


嵐が実践した「ブランドを守る・育てる」3つのルール

嵐は、コアな顧客を巻き込んだブランディングの成功例であるナイキやアップルなどの戦略と基本は同じであり、最先端のマーケティング理論を先駆けて体現した存在だった、ということが前章からお分かりいただけたかと思います。

この章では、商品やサービス、働く人自身のブランディングを考えるのに役立つ3つのルールを、嵐の実践例から見ていきます。


1.ブランドは自分たちのものだという当事者意識を持つ

担当する現場が、ブランドを「自分ごと」として時間をかけて考える

嵐メンバーにも、嵐がどうあるべきかに悩み、朝まで真剣に5人で話し合い続けた時期があったそうです。
ブランド活動を運営・実施する現場の人が、自分ごととしてブランドを深く考えることが重要です。


2.ブランドへの共通認識を持つ

ブランドに関わる現場の人たちが話し合い、認識を共有する

嵐には、誰かひとりがどうしても嫌だという場合はやらない、というルールもありました。
「同じブランドやサービスに関わる人たちがとことん話し合い認識をそろえる」ことが、ブランドを守り、イメージの統一感をつくり出します。


3.ブランド価値を決める人と決断の仕方を決める

これが嵐ブランドであるか・ないかは、嵐の5人で決める

新しい挑戦などの決断をするときに一番大切なのは、「これは嵐ブランドに適している、いや、嵐ブランドらしくない」をベースにすることです。
その決断を5人そろって行ったことで、嵐ブランドの方向性にはブレがありませんでした。


今日からできる「ブランディング」

ここまでは、国民的アイドル「嵐」を例に、ブランディングに有効な考え方を見てきましたが、この章では、私たちが実際に❝愛されるブランドづくり❞をするにあたって必要なステップを2つご紹介します。


Step1 「分かってほしい人は誰なのか」を決める

みんなに深く愛されるブランドをつくるのは、難しいことです。
まずは、あなた自身やあなたの担当するブランドを、分かってほしい人・応援してほしい人は誰なのか、をじっくり考えて決めることが大切です。


Step2 「私ブランド」の定義を決め、価値を高めていく

次に、❝誰❞と決めた人たちにとっての価値は何かを考え、どんなブランドにするかを決めます。
そして嵐のように、その人たちに仲間になってもらい、一緒にブランドの価値を上げて育てていきましょう。


最後に

今回は、日経WOMAN9月号の「嵐」に学ぶ!働く女子のためのブランディング講座の内容をご紹介してきましたが、いかがでしたか?

中でも、一番印象に残っているのは、ブランディングの大切なポイントとして書かれていた「すべての人から愛される必要はない」という言葉です。

ブランディングに限らず、周りの目を気にして生きづらさを感じている人にとっても大切なことだと思いました。

ちなみに、そのページを書かれた射場瞬氏は、『「嵐」に学ぶマーケティングの本質』という本を書かれたマーケティングのプロであり、ファンクラブ歴が14年とご自身も嵐の大ファンだそうです。

気になった方はぜひチェックしてみてください。
(私も読んでみたいと思っています。)


最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

「この記事を読んで良かったな」
「自分もブランディングを意識してみようかな」
と少しでも思っていただけたら、
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