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脳内会議の登場人物

ご訪問ありがとうございます。
TA心理学教育家・TAコーチのノリさんです。

今日は
「脳内会議の登場人物」
をテーマに綴ります。


私たち人間は、幸せになるために生まれてきています。
オギャーと生まれた瞬間から
不幸を願う人はいません。

しかし育っていく過程の中で
人格形成されていき
性格や性質とはまた別に
それぞれが持つ個性や順応性・習慣・思考のパターンができていきます。

その、生育過程で
本来であれば活性化していくべき部分が
教育という名の制圧によって
良くも悪くも自分の中に制限を作ってしまい
個人が持つ表現力が奪われていっているのです。

(当然、親や周りの大人たちはそんな意識は全くなく、躾や教育の一環として子どもを養育しているのですが。)

12歳になるまでの過程で、
私たちの成長のサイクルは6つのステージを経て
3人の自分の存在が形成されていきます。


・親や親的養育者から受け継いでいく部分
・自分のオリジナリティーや個性・本能・表現力を持つ部分
・冷静さ客観性を持つ部分


これらの存在を知り
それぞれを客観的に見ていくことで
自己価値を高めていくことができていきます。

私たちが日々悩んだり、苦しくなっていくのは
この3人がそれぞれの主張をしたがるが故です。
主に2人のバトルが酷い。

いわゆる思考過多で苦しくなる人は、
脳内会議がうるさくてコントロールできてない状態にあるのです。

私はその3人に名前をつけ、
より客観的に自分の思考の分析を進めてきました。

そうすることで、脳内で行われている会議をユニークにみていくことができ
結果、生きやすさ、自分らしさを取り戻していくことができたのです。

人間一人ひとりの中に存在する3人の登場人物

ジョーカー(調査員)
観察力に優れ、いつもあなたの行動や考えを見ている。
批判的、独善的、威圧的で、偏見を持つ生き物。
ジョーカーの囁きによって、人間の気分を操作し惑わすことが得意。
ダイアナへの関心が強い。

ダイアナ(アーティスト)
輝くダイヤの原石。クリエイティブで、常に自己表現の場を探している。
ワクワクを原動力に進むことが大好き!無邪気で自由でワガママな子。
ただ、繊細な部分を持ち、怖がりで、寂しがり屋。
特にジョーカーからの囁きに捕らわれてしまうと、自尊心を失い、自分のことを欠点だらけの人間だと思い、自分を罵り貶める行動をする。

エース(サポーター)
冷静で今何が起きているのかを見極め、最善の対処法を考えることが得意。
困った時、助けて欲しい時、瞬時に現れる。
相談すると、客観的な答えを導いてくれるヒーロ的存在。
ジョーカーのまやかしを止め、ダイアナのアーティスト性をサポートしてくれる。


脳内会議が騒がしい

この3人は、私たちの脳内で
毎日約6万回ものやり取りをしていると言われています。

そんなに!?と思いますよね!
通りで騒がしいわけです。


「静かにして!」と言っても、なかなか伝わらない。
特にジョーカーは支配的すぎて、こちらから物申すのも怖い。

このジョーカーの存在が、私たち人間の気分に影響を及ぼし、生きづらさになっている人が多くいます。

会話がうるさ過ぎて、疲弊して、日常生活を送ることさえも辛くなる人もいる。

実際に、私の脳内会議も非常に騒がしく
死を覚悟したくなるほど苦しんだ時期がありました。

しかし、生きることを選び、向き合っていくうちに
この3人の存在を知り
このジョーカーを静かにさせコントロールできるように躾けられないだろうか?

ダイアナを活躍させていくために、どうすればいいのだろうか?

そんなことを考えながら、10年以上心理学の世界で研究分析をしています。


私の躾られたジョーカーは、随分いい働きをしてくれるようになってきていて、今では味方してくれることも多くなりました。

そう、このジョーカーは教育可能なのです!


このメソッドを、
もっと世の中の人に届けられるよう、
具現化していくのが私の使命でもあるように思っています。


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