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心理教育家が考える 「いい母親」ってこんな人

今日もありがとうございます。
心理教育家、のりさんです。

子育てに向き合っている母親ほど「いい母親」像を追い求めている人が多いように感じます。

子どもにとって、より良い母でありたい。そう思うことは、子どもとの関係性を大切にしていることであり、素晴らしいことです。

しかし、思春期・青年期のお子さんと、衝突しがちになったり、いろんな事情を抱え、葛藤したりしているお母さんもいると思います。

私自身は、子どもがいないため、母親ではありませんが、私の母が子育てに悩み葛藤した人で、「いい母親」であることに囚われているように見えていました。

私が20代になり、精神科に入退院を繰り返していた時期は特に、私とどう対話し関わっていいのかわからなかったのか、母に避けられているように感じていました。

母が私との関わりを諦めたとは思ってませんが、接し方がわからなさすぎて、母も胸を痛めていたのではないかと思います。

一度だけ、「お母さんの子育ては失敗だった」と言われた時は、出来損ないの子と言われているような気持ちになり、当分受け容れられませんでしたが、「お母さんは子どもと向き合えなかった」と言いたかったのかな?と今はそう思っています。(そういう解釈に変えました!笑)

子育てにおいて、いい母親かどうかというのは、正直自分ではわからない部分です。それは子どもや周りが評価するところだからです。

しかし、自分の中で、「在りたい母親」というのは追求できると私は思っています。

子どもが心理的発達において、自己肯定感・自己効力感を持ち、幸せな道を自ら選んで進める力をつけてほしい。それが多くの母親たちの願いかもしれません。

いい母親であろうとするよりも、在りたい母親を目指すことは、子どもにとってもポジティブな影響を与えていきます。

なぜなら、母親が自分と向き合う姿、幸せな母親像を見せていくことは、子どもの良いモデルとなり、肯定的な行動や価値観を示します。
また、自己決定力や問題解決能力を促進し、自己主張する力を養うことにもつながります。

「いい母親」というのは「在りたい母親」になるために、実際に行動している人です。

あなたはどんな母親で在りたいですか?


読んでくださって、ありがとう。

PS  
私自身が、のりさんの母だったら、私は嬉しいだろうか?
心健やかに成長できるだろうか?そんなことをふと考えました。^^

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