愛人
愛人ってなんだろう。
愛人、なんだか大人っぽい響きです。
幼い頃は、愛人なんて言葉、とても色気があってふしだらで、遠い言葉として受け止めていました。
たけども大人になるにつれて、あの子は愛人気質だよね、とか、実際愛人だったり、とても身近に感じるようになってきたのです。
愛人。
それは、一番ではない人のこと。
愛人である以上、気持ちがあろうがなかろうが、一番の人を優先しなければいけないのです。寂しさはあるはずですが、実は割と自由に生きることができて、素敵なポジション。
だって、何も背負わなくて良いのです！！お金の使い道や、食事のこと。掃除のこと。
ちょっと、座ってオシッコしてって言ってるじゃない！！
バターにパンのカスつけないでって言ってるでしょ！！
めかぶだよめかぶ！！なんでもずく買ってくんだよ！！
なんてちっちゃいやりとり、そんなものいらない！！
老後のお世話もいーらない！！
楽しいとこだけ楽しんで、バイバイなのです。なんて素敵な人生なんでしょう。孤独と引き換えに、そーゆー生き方もあるのだと思います。
愛人、少し推してみました。
単行本、日本文芸社より発売中！私は作画担当です。
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