可能性は指数関数

何かを学ぶ事で生まれる可能性は、飛躍的に増えていく、と言う話です。


自分よりも遥かに優れた結果を出している人を見ると、何万倍も凄く、はるか遠くにいる人として見えることがあります。
それだけの距離感を感じた時は、自分が1歩ずつ努力して近付いて行ったとしても、ほんの僅かの距離ですら縮まないように感じられるでしょう。距離が10000空いている時に、1、2、3、4、5…と1つずつ近づいていくような、気の遠くなる感じです。


しかし、「他の要素と組み合わせ出来る要素」を学んでいった場合、その大きな優れた結果との距離は、一歩ずつ縮まっていくのではなく、指数関数的に縮まっていくのだと感じます。
これは、1、2、4、8、16…と数倍ずつ増えるモデルに近いと言うことです。(この例の場合は2倍ずつ)


例えば、料理で考えてみましょう。
さんまの焼き魚を作った人がいるとします。そこで、鮭、いわし…と魚の種類を増やしていった場合は、作れる料理はひとつずつ増えていきます。

しかしそこで、新たに「煮る」と言う要素を学んだとしたら、どうでしょう?
それまで焼き魚で扱っていたすべての魚について、煮魚を作れる可能性が生まれます。
この時に増えた可能性は「1」ではなく、それまでに扱っていたすべての魚の分になります


こうした要素の組み合わせが出来るものは、学べば学ぶほど、飛躍的に出来ることの可能性が増していきます
他の例えならば、楽器を弾ける人が、曲を生み出し、歌詞を書き、動画配信を学び、海外の言葉を話せるようになり…、と要素を足していくと、どれだけ出来ることが増えるかわかるでしょう。


もちろん、それらひとつひとつの要素自体が簡単に得られるものでないかもしれません。
しかしそれでも、近づくことすら不可能に見えた結果に、少しずつでも近けるようになる方法のひとつは、こうした要素の組み合わせでの飛躍的な成長だと思います。

10000離れている結果にたどり着くまでは、10000ステップ必要に見えますが、もしかしたら、1、10、100、1000、10000と5つの要素で辿り着けるかもしれないのですから。

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