人間は困らないと変わらない
「変わろう!挑戦しよう!」というスローガンに掲げている組織は多くありますが、自分が変わらなければならないと考えている人はあまりいないのではないでしょうか。
「なぜ変わらないか?」を考えてみると、
・自分は問題ない、周囲が変わるべきである
・変化は先が見えないので怖い
・変わらなくても困らない(身分は保証されている)
次に、「なぜ挑戦しないか?」を考えてみると、
・失敗が怖いし、後悔したくない
・挑戦するエネルギーがない
・具体的にどうすれば良いかわからない
などの理由があるのではないでしょうか。
基本的に人間は安定を求め、既に手に入れたものを守ろうとします。
どこかに逃げ道があるならば、そこに逃げ込もうとします。
では、「どうすれば良いのか?」
言い換えると「いかに逃げ道を塞ぐか」と考えてみると、
・強制的に環境を変える(異動や転職など)
・現実を直視し、近い未来の最悪の状態を想像してみる
・絶対に譲れない理想や目標を掲げ、そこに集中する
などの方法があるのではないでしょうか。
「窮すれば変ず、変ずれば通ず」
これば易経の言葉で、
「逃げ道がなくなれば変化する。変化すれば環境に適合し物事は上手くいく。」
そんな意味でしょう。
流石、人間や世の中の真理を突いていると思います。
敢えて自ら窮する状態に身を置く(逃げ道をなくす)ことが
変化し、健全性を保つ秘訣なのだと思います。
株式会社アイパートナー
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