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ブーケと花言葉(16日*色の日のいろいろ-色による違い-)

子どもとの散歩中、歩道や公園で様々な花を目にする。
好きな女優さんや友人、祖母や母などは、好きな花は〇〇!とすぐ出てくる。

私は花についてほとんど知らなかったのだが、次第に気になった花の概要を調べるようになった。

習性、エピソード、花言葉について読むのが特に楽しいのだが、続けるうちに気づいたことがある。

・ブーケの色にも意味があること
・花全体の花言葉とは別に、同じ花でも色によって花言葉が異なる花があること

である。


母の日に捧げるカーネーションは、色ごとに意味が異なると知っていた。しかし、ブーケあるいは他の花にも、色による意味の違いがあるときて、探究心が一層高まってきた。


そこで、手持ちの私の結婚式の写真をもとに、ブーケの色による意味の違い、色による花言葉の違いについて綴ろうと思う。

白、薔薇

まずは、ウエディングドレス着用時のブーケ。

白と、茎や葉と同様の黄緑でシンプルに。
薔薇を拡大!


(追加費用がかかっても入れよう!と、母がこだわったカサブランカは素敵で、私も好きだ。
しかし、名前の由来からして白しかないそうなので、当記事では割愛。)

白いブーケには、「純潔」や「純粋」など、まさにウエディングドレスの白と同じ意味がある。
また上記とも重なるが、何色にも染まっておらず出発や始まりに適した色ということから、開店祝いや退職祝いにも適しているそうだ。

そして、薔薇。
薔薇全体の花言葉は、「愛」、「美」など。
白い薔薇の花言葉は、「深い尊敬」、「純潔」、「相思相愛」、「私はあなたに相応しい」、「清純」など。枯れた白い薔薇には、「生涯を誓う」という意味も。

結婚式で、白い薔薇を取り入れた、あるいは全体が白っぽいブーケが使われることが多いのも納得だ。

薔薇は、色や本数のみならず、葉や茎、棘にも意味がある。昔から人々に愛されてきた花ゆえに、多数のエピソードがあったり、細かいところまで意味付けがなされていたりするようだ。

オレンジ、ラナンキュラス

次は、お色直しの黄色いドレス着用時のブーケ。

全体的にオレンジ、間に白
ラナンキュラスを拡大!


オレンジのブーケには、「向上心」や「陽気」、「積極的」の意味がある。
オレンジ色が社交性や活発性を高める色でもあることから、創業や開店のお祝い、新しく何かに挑戦する人への贈り物にも適しているそうだ。


となると、白いブーケとオレンジのブーケは、多少異なる意味合いではあるものの、何かを始める人に相応しいという点は共通している。
色のイメージやもたらす効果が違うにもかかわらず、そうした共通点があるのは興味深い。


そして、ラナンキュラス。
ラナンキュラス全体の花言葉は、「晴れやかな魅力」、「とても魅力的」、「光輝を放つ」、「合格」、「大家族」など。
黄色いラナンキュラスの花言葉は、「優しい心遣い」など。

薔薇とは異なるが、こちらも結婚式で花嫁が持つのに相応しい意味が多い。
このブーケの中で1番可愛らしい形だと感じたゆえに調べたが、好きな花の1つになった。

(番外編)青、デルフィニウム

最後に。ブーケではないが、披露宴会場の階段の手摺り付近の装花。
先の2つとは違う色をということで。

青系。
テーブルコーディネートを
黄色いドレスとは反対色の青系にしたため。
デルフィニウムを拡大!


青いブーケというか青い花のイメージは、「さわやか」、「清潔」、「清楚」、「涼やか」。
友人の結婚式でも、水色の花の入ったブーケを見かけた覚えがある。また、男性に使いやすい色でもある。


ここでも、白いブーケと青のブーケは、ニュアンスは少し違うものの、穢れがないというイメージが共通しそうだ。

これに対し、オレンジと青は色としても反対色に近い関係でもあるからか、与える・受ける印象に類似性があまり見受けられない。


そして、デルフィニウム。
デルフィニウム全体の花言葉は、「清明」、「高貴」、「目標のための努力」、「新しい機会、感情」など。
青いデルフィニウムの花言葉は、「あなたは幸せをふりまく」、「慈悲」、「傲慢」、「わがまま」など。

素敵な意味もありつつ、捉え方次第であることが判明した。
とはいえ、良い意味で捉えたり、サムシングブルーとしてよく取り入れられたりすることが大半のため、問題ないだろう。
あまり聞いたことはなかったが、別の種類も色や形が綺麗なものが多いと知り、好きになった。


おわりに

ブーケや装花について、それぞれの色や形の希望は伝えた。しかし、白いブーケにはカサブランカを!ということ以外、使用する花は特に指定しなかった。

とはいえ、ブーケの色の意味が好ましいものであったとわかり、嬉しかった。
また、花全体・色ごとの花言葉が結婚式に合う花を使ってくださっていたことに気付かされた。プロの方々は、よく考えておられるなと尊敬の念を抱いた。
数年ごしになってしまったが、調べてみてよかった。

結婚式やプレゼント等の装花を、花単体や装花全体の色の意味から考えるのも面白いかもしれない。
よろしければご参考まで。

※参考記事 (最終閲覧日:2023年10月16日)

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