束の間のコーヒー時間を変えたドリッパー(16日*色の日のいろいろ-気分転換-)
8月下旬に購入した、おうちカフェグッズたち。彼らのおかげで、自宅でのコーヒー時間の質が向上したのを感じている。
これについて、色による効果とともに述べたい。
初めてのおうちハンドドリップ
子どもが昼寝をしているうちに!
やってきてくれた仲間たちを、ひとまず!
ということから、申し訳ないが片付けをさほどせずに撮影した。
(なお、私はKALDIさんとは何ら関係のない人間であり、マニアでもない。むしろビギナーである。)
実際に、我が家へやってきてくれた彼らを使ってコーヒーを淹れてみると、あらゆる場面で五感が刺激されるのを感じた。
これまで自宅で飲んだことがあったのは、インスタント、ドリップバック、家電量販店で何千円台かの電動のメーカーなどで淹れたコーヒーだった。
それらでも似たような工程があり、同様の感覚を味わえることもあるが、何かが違う。
ドリッパーやキャニスター缶の色や手触り。
キャニスター缶を開ける、フィルターに粉を入れる、粉に熱湯を注ぐ、といった動作やその過程で広がる香り。
熱湯が粉へ染み込んで泡立っては消えていく、抽出されたコーヒーがカップへと滴っていく、といった音や光景。
深くも苦すぎない風味。
簡易なドリッパーといえど、こうした感覚を一層ダイレクトに味わえるようになった。
リラックス効果
ハンドドリップをして飲むようになってから、あまりがぶ飲みをしなくなった。味もさることながら、彼らのおかげでリラックス効果が高まったことによると思われる。
そう感じた理由は、大きく分けて二つ。
①程よい手間や時間がかかる
育児や家事に翻弄される日々ゆえ、大抵のことはできる限り簡素化や時短を求めている。
しかし、ドリッパーを使ってコーヒーを淹れるというひと手間は、惜しまなくてもよいなと思った。
というのも
・上記のとおり、五感が刺激される
・熱湯を注ぐ過程で、粉へと染み込むのを待つ
→自然と一呼吸おくようになる
といったことを通じて、心身ともに落ち着かせてくれるように感じたからだ。
通常は、食事の準備や洗い物をしながら淹れざるを得ないが、それでも十分に効果がある。
しかし、時折だが、ただ淹れることに集中できたとき。
焦りや苛立ちから、一層解放される感覚とともに、一杯を堪能できている自分がいる。
②ドリッパーの色
このたび購入したなかで特にお気に入りなのが、ブルーグレーのドリッパーだ。
オンラインストア限定色とのことで、購入前に実物を確認できず、店舗で見た黒にするか悩んだ。
色に関しては特に、写真では素敵だけれども実際はどうだろう?と、つい考えてしまう性質ゆえかもしれない。
しかし、さほど表舞台に出るものでなく、高価すぎるものでもない、おまけにクーポンもあるし…と、ブルーグレーに決めた。
いざ届いてみると、思っていた通りの色で嬉しくなった。
そして、コーヒーを淹れてみて、洗って収納してみて気付いた。
キッチンに、彩りも安らぎももたらしてくれる色だな、と。
ブルーグレーの色としての効果を調べていたところ、下記webページに辿り着いた(最終閲覧日:2023年9月16日)。
下記2箇所の記載が、まさにぴったりだ。
ふと、店舗で見た黒のドリッパーだったらと、想像してみた。
黒というと、どことなくスタイリッシュだとか、プロフェッショナルな感じがする。
なお、ブルーグレーと対になりそうなwebページもあった(最終閲覧日:2023年9月16日)。
黒だと、いかにもコーヒーに関する知識が豊富なプロが使う器具、というように見えてもおかしくない。
実際、プロならもっと本格的な器具を使うだろうけれど。
もちろん、黒のドリッパーでバリスタになった気分でカッコよく淹れてみたい!ということもあるかもしれない。
けれども、今の私がコーヒー時間に求めているのは、癒しやくつろぎである。
そういうわけで、ブルーグレーを選んで正解だったなと思った。
おわりに
ときには幼い子どもとカフェに行くとはいえど、ゆったりできるようになるのは数年後だろう。
自宅でコーヒーを淹れるにしても、豆や器具にもこだわって…!とできるようになるのも同様だろう。
そんな状況において、このたびやってきてくれたおうちカフェグッズたちは、手軽さと得られる効果とのバランスが絶妙である。
それなりのお値段の範囲で前回とは違う豆を選んでは、香りや味の違いを楽しんでまいろうと思う。
ちなみに、このおうちカフェグッズたちと私の日常とを元ネタに書いたのが、下記の毎週ショートショートnote企画参加記事である。
よろしければ、コーヒー時間にどうぞ。
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