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忘れられない餞 (140字小説)

出産を機に退職した。勤務時間9時~22時が常では、大切な何かを失うと思ったから。最終勤務日、同僚の惜別、労り、感謝の言葉に浸る間もなく22時を過ぎた。オフィスは、顧客を共に担当した先輩と私だけ。「貴方は僕の戦友です。それはずっと変わりません。」勿体ない、でもすべて報われたと感じた。


スマホのメモが、突如消えました。
バックアップも取っておりませんでした。

ToDoやネタ、気になった言葉も色々書き留めていたのに…!

そんななか、ふと思い出したこの題材。

元は短歌にしようとして、まとまらずにいたものです。
個人的には、140字小説の存在を知ってからの再会で、よかったのかもしれないなと。

しかしながら、二度手間や手戻りは発生しますし、せっかくの思いつきもなくなってしまいますし…。
くれぐれも、大事なもの・ことはなくさないような仕組みづくりをなさってくださいね。

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