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【素敵な出会い】これからの人生が少しだけ楽しみになった

天寧です。

またまた久しぶりに記事を書きます。
大学院生ということで修論に追われていたわけですが、やっと書き終わって、見直し→提出まで済ませたので、少し記事でも書いておこうかなと思いました。(作成しないといけない資料や審査会は残っているけど)

今日書く記事は、大学で参加していたプロジェクトの中で、印象深かったお話です。修論執筆期間にプロジェクトを終えたのですが、その中で出会った人お話した内容を自分の覚書として残しておくものになります。

どんなプロジェクト?

そもそもどんなプロジェクトに参加していたのか、というところから記事に残しておきます。

このプロジェクトは、「楽園」を「創造」している男性のもとで進んでいて、自分と向き合える場所を設計するプロジェクトでした。

初めから、このプロジェクトに参加していたわけではありませんでした。元々は私の友達が参加していたプロジェクトで、その友達が留学に行くことになり、興味を持った私が代わりに入るという形で参加しました。

なぜ、このプロジェクトに興味を持ったか?
私も言語化できないんですけど、何か「ピン」とくるものがあって、私は「楽園」を求めているかも、と参加したいと思ったことを覚えています。

その男性のもとで、自然に触れること、その時の感情を言語化して素直に受け取ることをしてきました。その男性は「海」を人間の「原点」として考えていて、海と触れる機会が多かったのですが、このプロジェクトを通して、私は海が本当に好きなんだなということを思い知らされました。
(実家から自転車に乗って20分弱で海に行けるというのが大きいかも)

そして、1月の上旬がこのプロジェクトの最終日。
その男性と1対1で話す機会があり、そのときにお話しして印象深かったことをこの記事にまとめておきます。

楽しいって思った要素を日常の中で探す

私はこれからの人生を「楽しく」過ごしたいとお話ししていました。このプロジェクトに参加して、普段いる場所では経験できないような自然の中で、たくさんのアクティビティを楽しみました。

その経験を踏まえて、これからも「楽しく」過ごしたいと、その男性にお話ししました。

それを受けて、男性はこう答えてくれました。
「このプロジェクトで経験した『楽しい』は、これからなかなか経験できないことがほとんどだし、あなたがこれから行く東京では、こんなところ無いからね。だからといって、この場所みたいな自然がたくさんあるところにいつでも行けるわけではない。」
「だから、まず楽しいと思った経験はなんで自分の中で楽しいと思えたのかを言語化する。それで、楽しいと思えた要素を日々の生活の中で発見して、それを十分に楽しむことが必要だよ」

これを聞いたときに、すごく腑に落ちて、心に留めておかないと、と思いました。多分、このお話を聞いていなかったら、上京してしんどくなったときに、きっと自然に逃げる選択をしてしまっていたのだろうと思います。

この「楽しみ」を探すということ。
例えば、この人と話しているときは楽しいな、と思っているとき、なんでこの人と話しているのは楽しいと感じるのか、他の人と話すときも同じように楽しいと思えるのか。それを自分の中で深掘りしていって、日々の生活で「楽しい」を発見していく。

この話を自分の中で噛み砕いたとき、これからの生活は「楽しみの宝探し」みたいになるんじゃないか、と考えたら、すごくワクワクしました。

他人に与えるのは自分が満たされてないと見返りを求めることになる

また、男性が「あなたが幸せだと感じるときはどんなとき?」という質問を投げかけたので、私は「誰かに何をして、笑顔を見たときとか喜んでもらえたとき」と答えました。

それを受けてその男性は「それだけじゃ、幸せにはなれないよ。相手が自分の思っているような反応じゃないことだってあるし、それだけで生きていると見返りを求めてしまうことになるよ。」
「誰かに与えるってことは、自分が満たされていないといけない。さっき言ったように、満たされていないと、見返りを求めて満たそうとするからね。」

それを聞いたとき、私の幸せを考え直すきっかけが与えられたな、と感じました。大学生活で、人とはたくさん関わってきて、誰かに対して与えることがすごく好きだったなと思っていました。
しかし、どこかで見返りを求めていたのか、本当に心から相手のことを思いやっていたのか、そんな疑問がたくさん出てきて、今までの自分の幸せはなんだったんだろうなと感じていました。

自分軸の幸せを探すのって、私にとってはすごく難しいです。
でも、幸せな瞬間を解像度あげて感じきる。その瞬間を大切にする。
そうして、自分の幸せを確立したいなと感じました。

まとめ

この2つのお話を聞いて、私のこれからの人生は少し楽しみになりました。あと、この2つに共通していることは「自分が感じたことを感じきる」ことが大切なのかなと思いました。

これまでの私は、他人にどうするか、他人がどう思うかを気にしていて、自分の感情を深く受け止めなかった節があったと思います。なので、自分についてのことを聞かれるとなかなかうまく話せないし、今の感情を他人に伝えることがすごく苦手です。
「感じきる」ってすごく単純かもしれないですが、今まで自分の感情を蔑ろにしていた私にとってはすごく難しくて(どうしても自分より他人を優先して、頭から抜けてしまいそう)、訓練というか練習が必要だと思いました。

これも私の性格上、一気にレベル100まで持っていこうとしてしまいますが、焦らずゆっくりと楽しんでいこうと思います。

自然豊かな環境でいろいろな経験ができたこと、またこうやって人生のヒントを与えてもらったことにはすごく感謝していて、プロジェクトに参加するという形で運よく出会えて、本当に嬉しいです。

しっかり心に受け止めて、これから楽しくゆっくり歩いていきたいと思います。といったところで終わりにします。
修論を終えて、スッキリした私の最近の出来事でした🌼

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