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『面白い奴』 の言い訳

 毎日書こうとがんばって1週間。それが途切れて4日目。まつ子です。

 最近、monogataryさんではコンテストの結果発表とか締め切りとかがありました。私は特に何のコンテストにも参加できなかったので、手持ち無沙汰です。毎日書くのも途切れてしまったし……。

 でもいいんですよ、私は私で忙しかったしね。次の「地下鉄」は張り切ってみるということで。マイペース死守は大切です。


『面白い奴』 

 今日はmonogataryのお題「朝読書」を受けて書いた話『面白い奴』 について書いていこうと思います。

 この話は全くの無計画で書き始めました。「朝読書」ということなので、私の読書の癖を登場させてみました。

「真壁さ、変な読み方してない?」

 原田の様に、私の読み方について尋ねてくる人はいませんでした。でももう一つの癖、真壁と同じように一人で映画をじっと観ていることができない癖には、様々な突っ込みを頂きました。映画館では羞恥心が勝つので静かですが、家だとうるせえです。映画やドラマを観てるだけで耐えられなくなって、家中を走り回って、叱られることがよくありました。

 飽きる、またはハラハラするシーンが続くと、ページを飛ばしたくなるし右に尖った三角形に手が伸びます。だって着地点がわからないと怖いじゃないですか、これはスカイダイビングとかパラグライダーと同じ感じですよ。たぶん。笑

 原田は読書に飽きて、真壁の「変な読み方」に偶然気づいてしまいます。クラスにいても趣味や絡む友達が違う2人が、こんなきっかけで仲良くなったら何が起こるのか。完全無計画で書き始めたこの話ですが、中盤を書くのはとても楽しかったです。


真壁は原田の手に、一冊置く。

 はい。この一冊が、原田の人生を変えます。この話は、架空の本『バスケットボール:シュートのあれこれ』というタイトルから始まりますが、終わりはこの、真壁が原田に手渡した一冊の本のタイトル(こちらも架空)で終わります。原田の興味が、バスケからお笑いに、ガラッと、チェンジすることを示唆します。

 ちょっとした偶然で、普段なら絶対生まれないような会話が生まれ、想像だにしない2人の未来が生まれる。そんな話になりました。


2人の未来

 この話の後、2人はどうなっていくのか。ちょっと気になった方はもう少しだけ、私の妄想に付き合ってくださいまし。笑

 元々スポーツ大好き男子で、運動神経から体育会系のノリまで完璧な原田。真面目な努力家で、誰もが認める優等生だけど不器用なところがある真壁。2人はこの話の中で起こったことをキッカケにお笑いの世界を目指し、コンビを組みます。みなさんご存知の通り、お笑いの世界というのは大変に厳しいところなので、2人が覚悟を決めてから下積みの時代が続きます。(大学のお笑いサークルに入って、卒業後(もしくは退学後?)に養成所に行って……とか?)

 そしてちゃんと売れます。大ブレイクです。(展開早いけど許して。笑)原田は運動神経を生かして体を張るバラエティ番組に、真壁はインテリを生かしてクイズ番組に出ちゃったりします。

が、またあるキッカケがあって、真壁のハラハラ苦手がバレてしまいます。そこからはいじりにいじられ、美味しく使われて、セカンドブレイクになるわけですね。シンプルで王道だけど、素敵なお笑い人生だと思います。うん。私は好きです。

 いーなー、こんなコンビみたいなー。


 『面白い奴』は、お笑いコンビが産声を上げるお話になりました。こう振り返ってみると、タイトルが安直過ぎますね……。タイトル、つけるの楽しいですけどセンス問われますよね……。難しい……。

 今日はこの辺で終わりにします。最後までお読みいただき、ありがとうございます。また覗きに来てくれると喜びます。(機会があれば好きなお笑い芸人について書いてみようかしら……。)


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