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ただひたすら、中村帆高選手が戻ってきたことを喜ぶ記事

今日の記事は、タイトルの通りそのまま。
それ以上でも、それ以下でもないです。

FC東京37番―――中村帆高選手が、長い離脱期間を経て練習に復帰しました!

これは夢だろうか、待ちに待った日。

先日、こんなつぶやきを投稿しました。

私の願いが届いたのか(?)、なんと昨日より、チーム練習に合流のお知らせ。
こんなに喜ばしいことはありません!

インスタでも上がってました。

おかえり!という気持ちと、早く試合で見たい!そんな気持ちで、今からそわそわワクワクしています。

中村帆高選手とは

お気付きかと思いますが、こんな記事を書いちゃうくらい、中村帆高選手は私の推し選手の一人。
今年購入したユニフォームの背番号は、即決で37番でした。
今年怪我人が続出しているサイドバックの選手ですが、右も左もこなせる万能な選手です。

昨年の開幕戦、大卒ルーキーながらもスタメンで出場し勝利に貢献した選手。
2年目の今年はさらなる飛躍を期待していましたが、4月に大怪我をし、今シーズンは昨日まで療養&リハビリのため、チーム練習から離脱していました。

中村選手が加入した2020年、彼を含めて3人の大卒選手が加入しています。
開幕前、とあるメディアで新人選手として3人揃ってインタビューを受けた時に、一番控えめな受け答えで、正直「大丈夫…?」と思ってしまったのですが、まさかの開幕戦スタメン。
当時はDAZN未加入だったので、文書でしか中村選手の活躍は知らないのですが、もともと入団時に評価の高かった安部選手、紺野選手ではなく中村選手がスタメンということに驚き、それ以降気になって彼の活躍を追っていました。

そして彼が推しに昇格した決定的瞬間は、2020年第4節 横浜Fマリノス戦。
80分過ぎに、横浜の仲川選手(2019年Jリーグ得点王&最優秀選手)の攻撃を止め、気合で吠えた瞬間に、この選手を応援して行こう、と心が決まりました。

FC東京がYou Tubeにて、2020年の彼の活躍をまとめた動動画をアップしていましたが、改めて見返すと、とにかくプレーが熱い!
インタビュー等は淡々とした雰囲気なのに、とにかくピッチ上では豹変!
1対1がとにかく強い。
今年海外移籍してしまった三笘薫選手との1対1は本当に見ものでした。

ルーキー選手ゆえのミスも最初の頃はありましたが、次第にJ1に慣れてきたのか、昨夏に日本代表でもあった不動の右SB室屋選手が移籍してからは、レギュラーを勝ち取り堂々とした活躍っぷりでした。

シーズン序盤の大怪我

年が明けて2021シーズン。
ルーキーイヤーの活躍から、今年のFC東京の軸の一人になると私は確信していたのですが、4/3開催の第7節で負傷交代。
歩いてピッチから出たので、そこまで深刻な怪我だとは思ってなかったのですが、公式サイトで発表されたのは、なんと全治6ヶ月

リリースを見た瞬間、頭の中が真っ白に…
中村帆高選手がいるからこその今年のサイドバック体制だと思っていたので、「えっ、中村帆高くんいなくなっちゃったじゃん、どうするの!?」と。
そしてそれ以上に、彼の熱いプレーが秋口まで見られないなんて、当時はショックで呆然としていました…。

今思えば、今年のFC東京にふりかかったサイドバックの呪いは、ここからスタートした気がします。
(来年のチームの初詣は、ぜひこの呪いを祓ってきてください。)
4月から始まったサイドバック問題の対応に手を焼いたからこそ、シーズン序盤での失速、無冠に繋がってしまったのではないか、と感じています。

そういう意味では、中村帆高選手は既に欠かせない存在であり、チームの軸になっていたのかもしれませんね…。

今シーズン残り5試合

いつ実戦復帰できるか分かりませんが、今シーズン残り5試合となり、彼のプレーを見れる機会が限られているのが本当に残念でならない!

 昨日のチームTweetに、復帰インタビュー動画が上がっていました。
先述した入団直後の「大丈夫かな…」という雰囲気は全く感じさせず、堂々と話す彼の姿を見て、本当に大きく成長したなぁ…としみじみしてしまいました。
(完全に親戚のおばちゃん感覚。)
パワーアップして帰ってきたことを証明するためにも、是非早い段階で出場してほしい。
ピッチ上で繰り広げられる、あの熱いデュエルを見たいものです。

FC東京のサイドバックには、今年特に成長著しい中村拓海選手、バングーナガンデ佳史扶選手、小川諒也選手、今シーズン途中に完全移籍で加入した鈴木準弥選手、長友佑都選手…などなど激戦区。
現在はサイドバックの呪いで上記の選手の多くがケガで戦線離脱していますが、シーズン最終盤から来シーズン開幕までの間に殆どの選手が復帰してきます。
その時からが本当の勝負。
怪我人が多く、他のポジションからコンバートして何とかやりくりしようとしても、今度はコンバートした選手が次々にケガに見舞われ、最終的には他チームからの補強(鈴木選手や長友選手)で乗り切った今シーズン。
結果サイドバックの人数が増えてしまったので、最終的に誰が来シーズンのポジション争いに勝つのか。
どの選手にも思い入れがあるので、誰が勝っても負けても複雑な想いをするのだろうけれど、やっぱり私は中村帆高選手のプレーを見てみたいと思ってしまうのです。
(もちろん、かといって他の選手のプレーが見たくないとか、そういう訳ではありません。どの選手にも活躍してほしい…贅沢な悩みです。)

FC東京の公式ページにて公開されている中村帆高選手のコラムを読むと、たくさんの挫折と経験を味わった選手であることが分かります。
(学生時代の怪我や、なかなか活躍できない時期を通し、一時期はプロを諦めて就職活動をしたり…と。)
その度にリバウンドメンタリティーを発揮し、強く逞しくなるその過程に、強さとしなやかさと決して折れない芯の強さを感じました。

挫折を知っている選手のプレーは、ただ上手いだけではない、転んでもただでは起きない迫力があり、多くの人を魅了する人間性があります。
私が好きなFC東京らしさは「泥臭く戦う姿勢」
泥臭く体を投げ出し、熱くプレーするその姿は、まさしく青赤魂を継承する存在。
中村帆高選手は、私の好きなFC東京を体現した選手なのです。

今シーズン、待ちに待った選手がやっと帰ってきました。

シーズンも最終盤になりましたが、最後までFC東京からは目が離せません。

おかえり!帆高!

思う存分、その想いをぶつけてくれ!

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