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名字が二つあって困ったこと

今日は先日郵便局で起こった、ちょっと困った出来事について書いてみたいと思います。
これきっと、似たような場面で悩んだ人いるんじゃないかな…

名字が変わりました。

…と言っても最近の出来事ではないです。
私はプロフィールでも書いていますが、2年前に結婚しています。
その時に、日本でまあまあ多い私の名字は、日本で結構多い夫の名字に変わりました。
遭遇頻度で言えば、各学年1人いるかいないかのレベルの名字が、各クラス1人もしくは複数人いるくらい。(東京地区基準での感覚です。)
まぁ要するに、仕事をしていれば同じ職場に確実に数人はいるだろう、という名字になりまして、あえて遭遇頻度が多い名字に飛び込んで周りを混乱させたくないな…、というのもあったり、それ以外の理由も色々とあったりで(むしろそれ以外の理由の方が大きいけれど)、職場ではワーキングネーム(つまり旧姓)で働いています。
ワーキングネームを選んだ理由で一本記事が書けそうなので、それはまたどこかの機会で…。

社会福祉士登録証

というわけで、結婚直後に社会福祉士の登録証は新姓へ変更手続きを済ませています。
そんな中、今年に入って社会福祉士の登録証が「旧姓併記」できるようになったのを知りました。
結婚を控えた後輩が教えてくれたのですが、まさかそんなことができるなんて!
既に新姓に変更していても、旧姓併記をした登録証へ変更することは可能だったので(変更料はかかりましたが…)、早速また変更手続き。

余談ですが、「旧姓併記」が可能になったのは、私が入籍をしたなんと数か月後!
律儀にすぐに手続きをしなければ、旧姓併記も込みの申請ができたので、登録変更料も1回分で済んだのに…
(職場からは怒られたでしょうが…)

そんなわけで、私はプライベートと仕事で名字が違うため、2つの名字を自在に操りながら日々過ごしているのです。

郵便局での出来事

すっかりワーキングネーム生活も板についてきた先日、仕事関係の書類を送るために、自宅近所の郵便局に行ってきました。
簡易書留で送るつもりだったので、伝票を窓口の方に言われるがまま書いていたのですが…

―――—これ、どっちの名字を書けば良いんだ…?

普通であれば新姓に決まってるのですが、今回は生憎「仕事関係の書類」「自宅近所の郵便局」で送る、という仕事とプライベートが完全に入り混じった状況。
私が行った郵便局は、恐らく顧客の多くが近所の方なのでしょう。
簡易書留の伝票には、ばっちりと私の住所の地区まで印字されていました。
しかし封筒は職場の住所、そして差出人はワーキングネームの私。
ペンが止まってしまいます。
そして窓口の方は、手に持っている書類が邪魔だから書きにくいと踏んだのか、「じゃ一度書類、預かりますよ。」と優しいんだけれど、根本解決しない提案を。
そこじゃないんだ、私が知りたいのは…。

―――—よく考えろ…。

――――これは仕事の書類だ。

――――封筒の差出人もワーキングネーム。

――――郵便配達の人も、差出人と簡易書留の申込書の名前が違うと、混乱するんじゃないか。

―――—いやでも、戸籍上の本名は新姓の方だ…

ペンを握ること数分(のように感じたけれど、実際は多分数十秒)。
結局、差出人と同じ名前のワーキングネームを書きました。
封筒に書いた差出人の住所と伝票に印刷されている住所が違うけれど、まぁそこは大丈夫だと信じましょう。
(もしこれがダメな対応だったら、日本郵政の皆様…すみません…
どちらの住所でも連絡取れますので、ご容赦くださいませ…)

今思えば、その場で事情を説明して、どちらの名前で書いたら良いか、窓口の人に聞けば良かったですね…

どちらの名字を使っても良い、と迷わない生活をしたい

まぁ、もうそこまで悩むのであれば、ワーキングネームをやめて新姓で働けばいいんじゃない?とも思う人もいるでしょう。
恐らくそちらの方が、とても楽だと自分でも思います。
ただ結婚して2年経ちますが、新姓で呼ばれた時や新姓で名前を書く時、今でもやっぱり違和感を感じます。
自分の名前であって、自分の名前でないような。
自分であって、自分でない、しっくりこない感じがするのです。
30年近く慣れ親しんできた名字ですし、職場でも定着しているので、私はこれからもワーキングネームで働き続けようと思っています。

申請書や書類に、「ワーキングネーム可」とか「旧姓可」とか、書いてくれないかなー!
名字は一つってことを前提に書類が作られてるのはわかるけど、いつも悩みまくってしょうがないよ!笑

一昔前に比べれば、ワーキングネームの普及が進んできたと思いますが、まだまだこういう運用のところは曖昧な部分が多いことに気付かされた出来事でした。

追記:投稿しようと思い、ハッシュタグを付けようとしたら、「#ワーキングネーム」がなかった…
ワーキングネームって、そんな一般的な表現ではないのかな…?

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