【企画参加】財布から金を抜き取った私を母は怒らなかった
こちらの企画に参加します!
40年弱生きてきた今でこそ、親には感謝しているけど、私にもばっちり反抗期ありましたよ☆
このエントリーを書くにあたって、10代の頃を思い返してみたけど…もう……めちゃくちゃに恥ずかしくなった……(瀕死)
みんな通ってきてる道だよね??
自分の反抗期がわからない…なんて、嘘だよね!!??
私の母は、とにかく勉強しろ勉強しろ言うタイプで、長女の私はこれまた親の期待に応えなあかんと真面目に勉強しちゃうタイプだった。
小学生の時はまぁまだ普通に勉強してるだけでよかった。
中学生になると、自分より頭が良くて成績のいい子が当たり前だけどたくさんいた。
だんだん、「あっ、私、そんな頭良くないんだな」って気づく訳。
たぶん母も同じこと思って焦ってたんだと思う。
「あっ、もっと勉強させなあかんな」って。
「お母さんはA大学っていう偏差値の高い大学に行っててんで(だからあんたもそこに入るんやで)」
と子ども相手に何回もマウントとって圧をかけてきたのは今でもはっきり覚えてる。やばくね。
小学生からずっと塾に通ってて、それでも特に劇的に成績が上がることもなかった。
ほんと申し訳ないけど、ふつーの人間なんですわ。
A大学がなんやねん?偏差値高いから何?はいはい無理でーす。
そう思ってたけど、直接口ごたえする度胸はなくて、内心キレ散らかしていた。
全部態度に出てましたね。
テストの点数が悪いととにかく怒られる。
母は、いい点数をとる私しか好きじゃなかったんだろうなぁ。
母が今生きていたら、そんなことないよって言うだろうけどね。
思春期の私は、そう感じる家庭でした。
成績のことで怒られるたびに、ほんとうに心底めんどくさくて、平気で1ヶ月くらい口をきかない。
はい陰険陰険。
これをテストのたびに何回も何回も繰り返す。
お互いに仲直りが下手すぎた。
それに加えて、お小遣いが少なすぎた。
高校一年生で、確か3000円くらいだったかな…
(バイトも禁止)
漫画とか、推し(ラルク)のCDとか雑誌とか、カラオケに行くだとか、欲しいものやりたいことがたくさんあるのに、足りる訳がない。
すぐになくなるから、友達と遊びに行くことすら、気がひける。
かといって、遊びに行きたいからもうちょっとお金ちょうだい、と言う勇気もない。
家→学校→塾→家→学校→塾……の生活。
自由がなさすぎて、そりゃストレスも溜まりますわ。
母は、キッチンの引き出しに家計簿や小銭が入ったポーチを入れていた。
そこに、「予備」とかいてある封筒があって、その中にいつも5、6千円くらい、お札が入っていた。
そう、母のいない時にこっそり開けて見てました。
ある日、イライラが募って、思い切って千円札を一枚抜いた。
すぐにバレるだろうなとは思ったけど。
むしろ、あの時期は私より妹の方が好き放題やんちゃしてたので、妹が疑われたらいいや、くらいに思っていた(ひどい姉)
そんなことを、3回くらい…?うん……たぶん、3回くらい、繰り返した。たぶん。
母はたぶん、気づいてたと思う。
でも、その件で私が怒られることはなかった。
あれは、優しさだったのかな。それとも諦めだったのかな。
お母さん、ごめんね。
親に心から感謝するのって、
初めてひとり暮らしを始めた時と、結婚する時と、子どもを産んで自分自身が親になった時くらいだよね。
私はそうでした。
悲しいけど、それが自然なのかもしれない。
娘はまだ4歳だけど、10年後には反抗期来てるんだよな。
はぁ、想像しただけで震えるな。
反抗期はあるのが当たり前で健全なことだと聞くし、
反抗期と一言で言っても、いろんなタイプがあると思うけど。こわ。
みなさんの反抗期エピソードを読ませてもらって10年後に備えることにします!
もう一回言っておくけど、お母さん、ごめんね。
たい焼き
サポートするのかい?サポートしないのかい?どっちなんだい? する!!パワ――――――――――――――――――――