漫画を100冊買って青春を取り戻す話

つい先日、DMMブックスが「電子書籍100冊まで70%オフ」という破格のクーポンを打ち出し、話題になりました。私も、悩みに悩んで漫画を100冊買いました!大人バンザイ!!!

子どもの頃は親(というか主に母)が教育熱心で厳しくて、漫画は買ってもらえなかった。小学生の時、テスト前なのになけなしのお小遣いでりぼんを買って読んでいたら怒られて没収された(その後母のタンスに隠してあるのを見つけてこっそり読んだ)欲しいと言うことすら許されないような空気だった。

中学生になってからはお小遣いが確か月3000円になって、それを使って買ってもよかったんだけど、巻数が多いものは高くて買えないし、未完の作品は新刊が出るたびに買い続けないといけないから、他に欲しいものが買えなくなるな…と、使い道のバランスを考えるのがめんどくさかった。そもそも思春期の頃は某ヴィジュアル系バンドに夢中になっていて、私の中で漫画は「欲しいものリスト」の優先順位が低い方だった。どうしても読みたい漫画は、古本屋で買うか(あの頃やたら小汚い古本屋に入り浸ってた)、友達に借りて読んでいた。漫画を貸してくれてた友達は大人になった今でも仲がいい。ありがとうな。

大人になってから、名作と言われる漫画の話題で盛り上がることがありますよね?るろうに剣心とか、スラムダンクとか、セーラームーンとか。なんで今頃?な時期に突然映画化されたり、◯◯周年のタイミングでグッズがたくさん発売されたり、アニメが再放送されたり。私は大半は読んでないので、懐かしい!と思いこそすれ、その手の話にまっったく入れませんでした。とてもさみしい気持ち。自分の娘には、適度に漫画も自由に読んでほしいと思ってる(その「適度に」が難しいんだろうけどさ…)

大袈裟な言い方だけど、今回の「電子書籍100冊まで70%オフキャンペーン」を知った時に、今こそ青春を取り戻す…!と思った。今ならそれができることがすごく嬉しかった。

自分が親になった今なら、漫画を禁止にする気持ちはほんの少しだけ理解できるけど、今思うと「漫画を読む=悪いこと」という観念を植えつけられたのが、何より残念だった。育児ってマジで洗脳だな、と最近強く感じる。

だから、自分の力で「洗脳」を解いてやった、と、今、とても清々しい気持ち。ありがとうDMM。

さて、100冊大人買いした漫画、どれから読もうかな!!ワクワクが止まらない。最近の私のおすすめは「違国日記」です。

たい焼き


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