主語に私はいない。
だらしなさと弱さを克服しろ。
簡単に弱さを克服出来るなら、こんなに悩んでないのにね。
やろうと思ってもできない不甲斐なさ、弱さは
誰よりも自分が自覚してるのに。
でも私は、表面上はヘラヘラと笑っているから
「こいつ本当にわかっているのか」と思われる。
ヘラヘラと笑うのは自分を守るためでもある。
でなければ、今すぐにでも涙が溢れてしまうから。
いつだって、どの親族と話しても主語に私はいない。
異常なのは私で、
あなた方にとっては何気ない当たり前に使う言葉で
私はグサグサとナイフで刺されているかのよう。
一つ一つ丁寧に受け取ることしか出来ない言葉達。
その言葉達を受け取った私の手は、いくつもの傷がついている。
それが優しさだと、言っているけれど
私は、まだ、
それが優しさなのかわからない若者だ。
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