うろ覚えむかしばなし 長靴を履いた猫

あやふや度 ★★★★☆

昔あるところ(外国)に、3人の兄弟がいました。
兄弟のお父さんは、3人に下記のものを与えて独り立ちさせました。
長男→だいぶ良いもの 次男→まあまあ良いもの 三男→猫(茶トラ)
三男は、それほど良いものではないところの猫を抱えてややがっかりしていましたが、猫はやる気でした。
猫は言いました。「ぼっちゃん、私が良い感じにしますからまかせてください」。
それはそれとして、三男と猫は貧乏でしたので、1個のパンを分け合って食べるなどしていました。
そんな中でも猫はやる気でした。

ある日、猫が良い話を持ってきました。
お姫様…?が、巨人…?にさらわれて監禁されているというのです。これを助けた者は、王より褒美を賜り、お姫様とも結婚できるというのです。
猫は三男を王様のところに連れて行き、三男を強くアピールしました。
王様は言いました。「やってみよ」。

三男と猫は、巨人の城にやってきました。
そして多分、アリを使って針に糸を通す等のトリックを使い、3つ程度の試練を乗り越えました。猫の知恵によるものです。さすが猫。
仕組みはわかりませんが、巨人は死亡もしくは逃亡し、巨人の城は三男と猫のものになりました。
助け出した姫とも結婚しました、三男が。猫は余生をのんびりと過ごしました。
猫がどこで長靴を履いたのか、それは分かりません。
めでたしめでたし。


昔話の好きな子供でした。でも、あの頃読んだ昔話は今や記憶の中でうろ覚えのあやふやになり、混ざり合いごちゃごちゃになっています。
きちんとした話を目にしてしまう前に、うろ覚えの状態の自分の中の物語を書いておこうと思いました。
きちんとしたものを目にしてしまえば、うろ覚えの状態には戻れないのですから。

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