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「これからの」観光・教育事業を手掛けている一般社団法人Intellectual Innovationsです!

みなさま、はじめまして。
一般社団法人Intellectual Innovations です。
私たちのことを知らない方々が多いと思いますので、ぜひ自己紹介をさせていただきたいと思います。

私たちは、未来ある若者世代、学び続けたい全ての世代に、質の高い教育を公平に届けるために、企業・教育機関・自治体・行政の橋渡しを行う事業を行っています。

それを通じて、情報格差・経済格差をはじめとする格差を解決していきたいと考えています。

例えば、自分が望むキャリアを描くために必要な情報を得ることは、簡単なことに思えて、意外に難しいことです。
その人が置かれている環境や経済状況によって、選択肢が偏ったり狭まったりしてしまう場合もあります。

そこで、私たちは以下のMission、Visionを設定しています。

Mission:学びの姿、形を開放する
Vision:学びを学び、学びを変え、学びをつくり続ける


私たち自身、正しい教育の形、理想型のイメージを現在持っているわけではありません。
自分たちも新しい教育の形を模索しながら、多くの皆さんの意見を取り入れつつ、試行錯誤していきます。

また、教育事業を手掛ける上で、社会課題は切っても切り離せません。
社会課題の解決に関して、教育を通して、自分たちで少しずつながらも、行動を起こしていく、実践していく団体でありたいと思っています。

社会課題解決の実践の取り組みを「教育」という形で波及したい、そして一緒に解決する仲間を巻き込んでいきたいです。

一般社団法人設立の想い(代表理事・池尾健より)

池尾さん


はじめに
 一般社団法人Intellectual Innovationsは「学びを学び、学びを変え、学びをつくり続ける」というビジョン・ステートメントにもあるように、何かを「学ぶこと」に主体的に関わっていくこと、そして自分たちが「教え手」としてだけではなく、「学び手」の最前線にいることで、多種多様な仲間と一緒に教育というものを一歩でも前に進めていきたいと考えています。

本団体の設立経緯
 本団体の設立経緯本団体の設立に至ったきっかけは自分の辿ってきたキャリアに大いに起因しています。
 「知らないことを知らない状態からどう脱却するのか」、そして「いかにオープンに多種多様な考えに触れることができるか」、自分の場合はある意味で奇跡的な出会いによって人生が大きく変わりましたが、それを偶然に期待するのではなく、意図的に作り出せないか、というのが設立構想の始まりでした。

 私は大学を卒業して都内のホテルに就職をしましたが、初めに配属されたのは「皿洗い」。当然にベルボーイやフロントなど、いわゆる「ホテルマンらしい仕事」につくと思っていただけに大いに落胆したものでした。それでもホテル運営のマネジメント職、具体的には総支配人になるべく職務に邁進し、その後、念願のベルボーイになれました。ただその頃には当時所属していた会社では総支配人になれないことがわかってしまっていました。ホテルは様々な会社が関わることでビジネスが成り立っています。所属する会社によって、キャリアの限界が決まってしまうため、自分の所属会社では支配人にはなれないとわかりました。

 ホテル業界でキャリア・アップするために、英語力(TOEIC300点!からのスタート)や経済力(2年間で数百万円の借金!)といった障害を越え、ニューヨーク大学への大学院留学を果たしました。そこでも新たな発見がありました。自分はホテル運営にかかる重要な意思決定ができるポジションにつきたく、総支配人を志向していました。しかし、支配人よりも重要な意思決定をできる仕事があることを知りました。ホテルの総支配人や、どのブランドのホテル運営会社と契約するのかなどを選択している存在がいたのです。それはホテルの土地・建物を所有している、もしくは所有・投資を生業とする会社です。特にホテルを不動産として捉え、様々な取り組みをすることで価値を上げ、時機を捉え売却するという「ホテル投資会社」は当時の米国ではもちろん普通の存在で、日本でも黎明期を迎えるタイミングでした。
 その気づきがきっかけで、サマーインターンシップでお世話になった上司のお誘いでゴールドマン・サックスという会社で日本のホテル投資に関わることになり、そのあとリーマン・ショックも間にありながら、十数年、エポック・メイキングなディールも含め多くの経験を積むことができました。幸いにもニッチな業界の中でそれなりの存在になっていったのですが、ある程度やり切った感があったのと、究極的な労働集約産業であるホテルの価値はそこにいる人たちの価値の合計値であり、その人たちとのかかわりが基本的に投資期間に限定されることに物足りなさを感じ始めてしまっていました。

 これまでの自分のキャリアを見てもわかる通り、基本的には「運」と「縁」で成り立っています。もちろん個人の努力も要所ではしているわけですが、皿洗いの自分が、その当時花形であったベルボーイやフロントをしていた仲間と比べて際立った存在ではもちろんまったくなく、違っていたのは今でもお世話になっている「生涯のメンターたる存在」に出会え、その存在を通して多種多様な考え方について比較的柔軟でいれたため、キャリア・チェンジをすることができました。
 自分が「人との出会い」や「継続的な学び」によってここまで変われるのであれば、世の中にたくさんいる自分以上の素養をもった人たちに同様の働きかけを意図的にすれば、社会がすこし変わるのでは、そして生産性が低くブラック産業ともいわれるホテル産業はじめ、広く観光産業で取り組むことの社会的インパクトに可能性を感じたのです。
 一企業で限定的な期間でだけの人との接点に消化不良を抱いていた自分にはそれは新鮮な興奮をもてるもので、「ずっと付き合っていくもの」を見つけた瞬間になったのです。

本団体が取り組むテーマ
 本団体では「観光」と「社会課題」という大きなテーマを中心に活動を進めていきます。これは前述の私のバックグラウンドも影響していますが、観光産業の大きな将来性、そして同時に過去から続く閉鎖的なコミュニティが存在しているというアンバランスな状況に取り組むべき理由がありました。
 いわゆる観光として想起されるサービス業としての「ホテル業」・「旅行代理店業」・「航空業」に固定化された教育、そしてその先にあるキャリア形成についてより大きく捉えなおすことで、その裾野と選択肢を広げていきたいと思っています。

観光と社会課題
 観光産業は、今後世界的にも大きな成長が期待され、基幹産業の一つになりうると目されています。またその接地面の広さは他の産業に比べても多く、全産業に接続ができる分野といっても過言ではありません。
 その多面的な要素を包含していることがこの産業の魅力でもあり、複雑さでもあります。特定の企業や、利害関係者だけが恩恵を受ける仕組みではなく、広くその地域や社会に根ざす取り組みを後押しすること、そして当事者になること。これからの観光を突き詰めると、それは社会課題といかに対峙するか、ということになるのでは、と考えています。

取り組むこと

 もともとお付き合いのあった立教大学や京都大学といった従来の高等教育である「公的教育」、そしてオンラインをはじめ場所と時間を選ばない自由な学び方である「私的教育」を大きな柱としていきます。将来的にはその二つが交じり合い、且つ教育が目的ではなく、教育が特定の社会課題を解決する手段となるような取り組みを進めていきたいと考えています。

弊社の事業内容例

①立教大学観光研究所 東京都観光経営人材育成講座 
立教大学観光研究所と東京都の連携事業である、ホテル・旅館など観光関連事業施設の経営に必要な知的フレームワークを修得する「観光経営人材育成講座」において、観光産業の高度化・グローバル化に寄与するホテルアセットマネジメント人材育成を目的とした教育プログラム運営及び教材開発支援を行っています。

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②Tourism Academy SOMEWHERE
業界を越境し、観光業界の未来を支える人材育成のためのアカデミー
株式会社L&Gグローバルビジネスと共同で設立。
高等教育機関での講義の企画運営や、自社メディアでの情報発信、観光業界へのコンサルティングなどを行っています。

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【公式HP】
https://www.tourismacademy-somewhere.com/
【noteアカウント】
https://note.com/lng/m/m4ac153a3ba32

下記のnoteもぜひご覧になってください!
「創設者対談・なぜ今観光のためのアカデミーを立ち上げるのか?」https://note.com/lng/n/nb6058a7104e1

株式会社クラダシと共同で食と観光の社会課題を解決する産官学連携事業を推進
「食」や「地方創生」、「人材育成」など社会課題の解決に取り組む両社が提携することにより、全国の自治体や大学・高校と連携を深め次世代の教育コンテンツの提供を目指していきます。

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【プレスリリース】
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000087.000014485.html?fbclid=IwAR1tJhdVWUg5iB7rRBUXssoH8N4iGN2K15Yxn9rUR_TXsZd8qkAsKUuf2Ao

今後の弊社の活動にぜひ注目してください!

公式HP
https://intellectual-innovations.or.jp/
公式Twitter
https://twitter.com/i__innovations

文責:一般社団法人Intellectual Innovations
   代表理事 池尾健
   理事 鈴木七海
   リサーチリーダー 尾高千帆
   

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