見出し画像

オニオングラタンスープ②

https://note.com/i_i00i_i/n/nda54e5341835

ロイヤルホストで飲んだオニオングラタンスープに感動した私だったが、何度も口にしていく内に味の濃さにくどさを感じてしまった。
自分ならもっと理想のオニオングラタンスープができる!そう思いながら最後まで一気に飲み干した。

その数日後、偶然にも田舎から大量の玉ねぎが送られてきたのだ。私はこれは神から与えられたチャンスなのでは!?と思い、ウキウキしながら作るタイミングを探っていた。そうしているうちに母の友人からまた玉ねぎを頂いたので合わせて20個ほどうちに集まった。

冷蔵庫のストックが乏しくなってきたのでいよいよオニオングラタンスープを作る時が来た。
前科もちなので、クックパッドで料理初心者でも出来る簡単な作り方を検索した。

まず用意するのはこちら
・玉ねぎ1個半
・バター
・コンソメ大さじ1.5
・水600ml
・塩胡椒
・チーズ好きなだけ
・パン(一般的にはバケットだが私はコストコノラマスカルポーネパンを二個用意した)

これでおよそ4人前くらいできる。

まず玉ねぎをひたすら微塵切りにする。細かければ細かいほど火が通りやすくて良い。
私はこの作業で初めて薄く切るコツみたいなものを掴んだ。包丁って意外と怖くないな(こういうのフラグみたいでやだな)

細かく刻んだ玉ねぎはシリコンスチーマーに入れてチンする。これがこの料理の重要ポイントかもしれない。

レンジから出すと玉ねぎが白から透明になるので、それをバターと一緒に全部フライパンに放り込む。今思えばのこった玉ねぎの汁は置いといてスープとして入れた方が良かったかもしれない。

ここからが特に面白くもない時間である。弱火にして玉ねぎをじっくり飴色になるまで炒める作業だ。焦げ付かないようにずっとかき混ぜてないとダメなので正直だるくはある。なんかこの間に映画とか見ながらやるのが良いかもしれない。本当に片手間でできる単純作業なので...。
ちなみにここでさっきのレンチンが活きてくるのだ。レンジですこし加熱しておくと、この作業が比較的早く終わるので念入りにレンジに入れておくのをお勧めしたい。

飴色と言われるとよくわからんがなんか淡い茶色みたいなやつでしょ、と思っていたが、どうやら焦げ付く前の濃い茶色くらいのことを言うらしい。私はちょっと早く次の段階に行ってしまった。

次に水、コンソメをフライパンの中にぶち込む。私はビビってわざわざ鍋に移し替えたが、意外とフライパンの中に収まるほどの水分らしい。
そこで煮詰めて水分を飛ばしていけばスープは完成。

耐熱容器に入れて、パンを入れた上にチーズを塗せてオーブンで焼いたら出来上がり。うちはオーブンがないので普通にチンしただけだった。

初心者でも簡単で、しかも美味しい。玉ねぎの甘さがしっかりと出ていて、くどさもなくベストなスープができた。パンが入ってるからかかなりお腹に溜まって満足感がある。

料理に対してコンプレックスを感じている私でも美味しく作れるなんて本当に驚きだ。これからはこの料理を得意料理と言おうかな。是非みんなも試してみて欲しい。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?