夜明け前

見ようと思ったら見えないし
見ようとしなくても勝手に目に入るものもある

AM2:00 寝れない。
まあPM8:00 から爆睡してたのですが、それは内緒。
まあ寝れるはずがありません

寝れない夜は決まって夜の散歩。
あたりは真っ暗で、田舎のせいで街灯も少ない。人っ子1人ありゃしない。

ふと空を見上げると、満天の星空。
天の川を天の川だと思ってみれたのは、いつぶりかな。そんなこと考えていると、一筋の光が。流れ星。

え、こんなに何でもない日に流れるの。

しばらく同じ方向の星空を眺めていると。
流れる流れる。こりゃびっくり。
15分で3つも。これはただ事じゃない。
急いで調べると、ペルセウス座流星群。
なんだ〜そういうことか。
にしても本当にいっぱい流れていくんだなぁ、と。

気づくとAM3:00 まだ寝れない。
自転車を取り出して、夜の海に出発。
ただでさえ人が少ないこの町の
夜の道はさらに人がいない。全くいない。

海へ行くと、波音と、空に浮かぶ三日月と、満天の星空と、近くの高速道路を走るトラックの音と光、イヤホンから流れるgood music

そこでもやっぱり流れる星たち。
感じている不安も願いも、全部さらっていってくれるんじゃないか、って。
私の願いはね、自分のことよりも君のこと。

健康に過ごせますように。
どこかで大好きな音楽をやっていけますように。
またいつか会えますように。

終わりが見える関係は苦手だ。
でも、もしかしたら最後になってしまうかもしれない、そんな君たちの勇姿をどうか見届けさせてください。
終わった後のことは、終わった後に考えればいいから。

つまらないこと考えてないで
綺麗な星を見るし
大好きな海を眺めるし
美しい星空を見上げるし

この夜またやりたいことが見つかった。
まだまだ先になるかもしれないけど
そんな心のドキドキとワクワクに忠実に生きていこうかな、そんな大層なこと考えてたら夜が明けた。

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