【短歌一首】 扉開け列車は同士と語り合ふ吾もくつろぐ終着の駅
短歌はセラピー&コーピング。
列車は終点の駅に次々と入ってくる。
終点の駅はどこか安堵感が漂う。
乗客が全員降りて、最後に運転手や車掌も降りてくる。扉は開閉作業を繰り返したのち、しばらく開け放たれる。
乗客は全員降りて、私が最後かな。空になった座席にはこれから掃除が入るのだろう。
一仕事終えた列車たちが扉を開けたり閉めたりして、仲間同士でおしゃべりをしているよう。
終着駅で静かなくつろぐ時間を私も共有。
駅にいるだけでこんなに安らいだ気持ちになるとは、終着駅おそるべし。本当に魅力的。
猫間英介
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