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「歌うことは生きること」~世界の歌に挑戦②~ ”WE CAN WORK IT OUT(ザ・ビートルズ)”

こんにちは。
統合カウンセラーの猫間英介です。
歌うことは最高のセラピー&コーピングの一つだと思います。
私にとって、「歌うことは生きること」
 
歌うことが大好きで、歌のレッスンを受けるようになって12年になります。12年間、ほぼ週に1回、仕事帰りに夜7時半頃から約45分のレッスンを受けています。一回のレッスンで数曲やるときもあるから、これまで300近くはありそう。

仕事などでかなり忙しいとき、疲れているとき、なんとなく気分が乗らないときも、とにかくまずは行って歌っています。ひとたび歌い出せば自分の心と体に活力がみなぎってくるのを感じます。

この12年間で先生は何度か代わりました。声楽やオペラなどクラシック出身の先生ばかりですが、私は全くジャンルを問わず、自分の好きな曲、歌ってみたい曲の楽譜を持ち込んで、先生のピアノ伴奏で歌っています。毎回、発声トレーニングのあと、そのとき持ち込んだ曲を歌います。

私はクラシック音楽に明るいわけでもなく、音楽理論をよく理解していわけでもありませんが、ただ自分がいいと思った曲、心動かされた曲であれば何でもジャンルを問わずに歌いたいと思っています。

これまで歌ってきたのは、イタリア歌曲、日本歌曲、カンツオーネ、ポップス、ジャズ、ロック、ボサノバ、歌謡曲、演歌などです。言語は、日本語、英語、(意味をきちんと理解してしませんが)イタリア語、ポルトガル語などです。

ピアノ伴奏だけでマイクなしで歌うので、かなり集中して自分の声帯と五感と身体全体を駆使して挑みます。

このブログでは、これまで歌ってきた曲や今挑戦している曲、うまくできなくて奮闘していること、挫折感、高揚感、達成感、これからの目標などを書いていきたいと思います。

 私にとって歌は生きる力そのもの、「歌うことは生きること」、自分が死ぬまで歌を続けていきます。

それではさっそく今週取り組んだ曲から。


取組曲 【WE CAN WORK IT OUT(恋を抱きしめよう)】
         ~The BEATLES~
🔷歌: ザ・ビートルズ  1965年
🔷作詞・作曲: ジョン・レノン & ポール・マッカトニー
 * ビートルズの楽曲には、作詞・作曲の全体がジョンとポールの共同となっているものが多い。
🔷使用楽譜: 「ピアノ弾き語り ビートルズ大全集(改訂新版)」                                               
 発行所:㈱ソニー・ミュージックパブリッシング
 発売元:㈱シンコーミュージック・エンタテイメント
🔷歌詞: 英語
🔷課題と対応策
 ① 課題: 口が回らない、発音が間に合わない言葉への対応
  ▼出だしを含めて「八分休符+2つの十六分音符」の部分の言葉が早すぎて口が回らない。もちろん、二語目を発音せずにごまかして歌うことができなくもないが、それでは原曲の雰囲気は出せない。
   【例】 ”Try to” see it my way,  
                          "While you" see it your way,
                          "Think of" what you're saying
  ▼先生から示された対応策
   ピアノ伴奏の裏拍で、”Try to”だけ、"While you"だけ、"Think of"だけを、それぞれ何回も何回も繰り返して歌う(というより発音する。)  
   ⇒ これによって、それまででよりもはるかに速く正確に発音できるようなった。

 ② 課題: 高音で同じリズム、同じ音で続く部分のピッチの維持
  ▼ 高音で、同じリズム、同じ音で続く部分は、どうしてもピッチの高さを維持することが難しくなり、声が下がってくる。(自覚は難しいが、先生からはそのように指摘を受ける。)
 【例】Do I have to "keep on talk - ing" (いずれも8分音符で高音のミ)
    Run the risk of "know-ing that our"(いずれも8分音符で高音のミ)
               ほかにも同じような箇所は多々ある。

  ▼先生から示された対応策
   4つの8分音符の一つ一つを、上に跳ねるようなイメージを持って歌う。 また楽譜のそれらの音符の一つ一つの上に上向き矢印(↑)を書いておく。
   ⇒ これにより確かに前よりも、リズミカルに明るい感じで歌えるようになった実感があった。

 ③ 課題: 歌詞とメロディーのテーマ変化に合わせた歌い方
  ▼ 途中の”Life is very short, there's no time ~ So I will ask you once again”までは、マイナー調となり、歌詞もそれまでの明るい楽観的な歌詞と異なり、少し厭世観が出てくる。この違いをうまく歌い分ける。

  ▼ 先生から示された対応策
   このマイナー調のやや厭世的な歌詞は、レガート重視で且つやや厭世的な気持ちを持って相手を諭すように歌う。
    ⇒ 確かに、これによって、曲の前半と後半にメリハリがつき、曲全体を豊かに歌うことができる。
 
🔷感想など
  ビートルズは中学生の頃から聴いてきたので、勝手に歌えるつもり、わかっているつもりになっていた。 ピアノ伴奏一つでじっくりと取り組んでみると、メロディにも歌詞にもとても新鮮な気づきがたくさんあった。
  よく知っている(と思っている)曲に取り組むときは、意識してバイアスを取り払うように心がけたい。  
    
以 上

猫間英介
#歌
#ピアノ
#ビートルズ
#WE CAN WORK IT OUT


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