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【短歌一首】 川面ゆく宴たけなわの屋形船柳は橋の吾を撫でたり

こんにちは。統合カウンセラーの猫間英介です。
短歌は季節セラピー&コーピング。 散歩散策セラピー&コーピング。

たまに仕事で通りかかる浅草橋に来たら、浅草橋がかかる神田川の船宿沿いに16時ごろからやけに人が多く集まっていた。用事があったためいったん離れて17時半頃に戻ってきてみると、どうやらこれから屋形船に乗り込んで宴会が始まるらしい。こっちはまだ仕事中。ちょっと(いや、かなり)うらやましいぞ。

屋形船の提灯に明かりがともる

屋形船を管理している船宿にも灯りがついて、待合室らしきところにどんどん人が入っている。そういえば、16時半ごろから来ていた人たちは背広姿の中高年が多かった。 みなさんずいぶん仕事早く終わってるね。絶対、早めに上がっている。(ひがみ)

出発前の最終点検
ぞくぞくと人が乗り込む
宴席のテーブルが見える

屋形船は天ぷら料理のイメージがあるが、いろいろなバリエーションがあるんだろうな。腹減ってきた。

 いよいよ船出
神田川を墨田川方面に向かってすすむ
柳橋の上から
すでに盛り上がってるんだろうね
両国橋が見えて神田川と墨田川の合流地点
隅田川の流れに乗る
隅田川下流から上流に向けて別の屋形船
 こちらも宴たけなわ
船宿の灯りと柳がいい

柳橋の上から宴たけなわの屋形船を見ていると、橋の上に一人取り残された感?つのる。船宿でちょっと飲むかな。(まだ仕事あるから無理か。)
もう少し季節が進むと、川沿いの柳の枝に葉が茂り文字通り柳橋になる。柳の緑色は優しくて好き。「柳色」という言葉があるようで、「白みを帯びた青色」(広辞苑)とのこと。

灯りがともった柳橋

屋形船は遠くで眺めるものではないだろうか。(ひがみ8割?)
でも、川面をゆく屋形船を橋の上から眺めるのは、街並みと水と灯りのコントラストがとても美しく、頬なでる夜風も気持ちいい。この気持ちを柳は分かってくれる(と思う)。

猫間英介


3月1日にも屋形船で一首。


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