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ChatGPTで商品説明文を書いてみた

・気づいたら、あっ!という間に”ドラえもん”みたいな世界になっていた

本日(2023年3月2日)、Yahoo!ニュースに衝撃的なニュースが掲載されました。

OpenAI、「ChatGPT API」と企業向け専用容量プランの提供開始 「gpt-3.5-turbo」も発表
https://news.yahoo.co.jp/pickup/6455631

これは要するに今、話題の会話型AIサービス「ChatGPT」の企業向けAPIの提供が開始されたということで、恐らく近々様々なWebサイトで「ChatGPT」を使用したサービスの提供が開始されるでしょう。

一般ユーザーに向けてサービスを開始してから数か月、AIによる精度の高い様々な返答で日に日にユーザーを増やしていっている「ChatGPT」
弊社内でも事務作業で分からないことがあるとChatGPTに聞くことが日常となりつつあります。
その回答も素早く的確で、まるで子供のころに「ドラえもん」で見た「ひみつ道具」のようにも感じられます。

そして今回の企業向けAPIの提供の開始で出来ることがますます増え、ChatGPTを使用した作業の割合もグッと増えるんじゃないでしょうか?

ということで今回はChatGPTを今後もっと有効活用する練習として、こんなことを試しにやってみました。


・ChatGPTにECサイトの商品説明文を書かせてみる

我々のようなECサイト運営会社が事務作業以外で業務にChatGPTを使うなら、真っ先に使うべきなのは「商品説明文」だと思うんです。
販売している商品の特徴や利点、セールスポイントを簡潔にまとめた「商品説明文」、大抵の場合は原稿用紙2枚分もない文字数の短いテキストなのですが、短いとはいえ、これが書くのがなかなか難しい。
慣れていない新人だと1つの商品の説明文を書くのに丸一日掛かることも。

こんなに難しいと書いている途中で手を抜きたくもなりますが、手を抜くと売り上げが下がったり、クレームの原因ともなるので決して手を抜けないものとなっています。

この難しくて厄介で、でもECサイト運営上、とても大事な作業である「商品説明文」の作成をAIに任せることが出来たなら…

そんな考えを元に今回テストとして弊社運営のECサイト「家族の幸せライフ専門店 スマハピ」で販売しております弊社のオリジナル商品「SUMAHAPI ステンレス水切りラック」の商品説明文をChatGPTを使って書いてみました!

Sumahapiステンレス水切りラック




・成功?いや、何だこれ?

早速「ChatGPT」にアクセスして聞いてみました!

弊社
「Sumahapiステンレス水切りラックについて説明をしてください」

お!?成功?

ChatGPT
「Sumahapiステンレス水切りラックは、キッチンで食器や調理器具を洗った後に水切りをするために使用されるラックです。このラックは、ステンレス製で作られており、耐久性があり、長持ちします。

Sumahapiステンレス水切りラックには、複数のスリットがあり、食器や調理器具を立てて収納することができます。スリットの間隔は調整可能で、大きな鍋やフライパンなども収納することができます。

また、Sumahapiステンレス水切りラックには、水がたまらないように排水口があり、水をスムーズに流すことができます。さらに、ラックの底には滑り止めのゴムがついており、安定した置き場所を確保することができます。

Sumahapiステンレス水切りラックは、キッチンのスペースを有効に活用することができるため、コンパクトなキッチンでも使いやすいアイテムです。食器洗いが終わったら、Sumahapiステンレス水切りラックに置いて、自然乾燥させることができます。また、ステンレス製であるため、洗いやすく、清潔に保つことができます」

おおっ!凄く分かりやすい!これは成功……いや!変な個所がある!

「複数のスリットがあり、」ってそんなものは無いです!
しかも「スリットの間隔は調整可能で」という更に余計な記述まで。

それ以外は概ね問題ないというか、分かりやすく簡潔なテキストでほぼほぼ完璧なんですが、この「複数のスリット」はどこから出てきたんでしょうか?

・結局のところ、商品説明文の作成にChatGPTは使えるのか?

今回使ってみた感想なんですが現時点ではそのままでは無理で、多少の手直しをすれば、問題なく使えるといった感じかと。

今回はわりと上手くいきましたが、実は水切りラック以外の商品で試してみると中には全くデタラメな内容のテキストが出てくることもありました。

それ以外にも注意深く読むと意味が違ってくる箇所のあるテキストもあったり…。

でもサービス開始してまだ数か月の段階でここまで使えるテキストが出てくるんですから今後1年先、2年先のことを考えるとECサイト運営において「商品説明文を考える」という業務は完全に無くなってしまうような気もしています。

例えばコラムや小説のように”面白さ”をメインとしたテキストの作成はAIにはまだまだ難しいと思います。

しかし、商品説明文のように正確さが求められるテキストにはChatGPTのようなAIはかなり有効な手段だと思われました。

結論として
「ChatGPTはECサイトの商品の説明文を書くことが出来るのか?」
という問いには…

はい、ChatGPTはECサイトの商品の説明文を書くことができます。
ECサイトの商品説明文は、商品の特徴や機能、仕様、利点、使い方、メーカー情報などを伝える重要な役割を担っています。商品説明文を書く際には、商品の特性に応じて適切な語彙や表現を用い、魅力的でわかりやすい文章を作成する必要があります。ChatGPTは自然言語処理の技術を用いて、商品説明文を自然かつ読みやすい文章として作成することができます。

と答えることが出来るでしょう。


何故なら…

ChatGPT自体がそう答えていますから。


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