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ヨーガの実践とは?

ヨーガとは実践である。

これは間違いなくそうです。


では、実践とは?

ただいわゆるヨガっぽい運動をすることでしょうか?


そもそも実践とは身体を使ったものなのでしょうか?


ヨーガという実践において身体は使われますが、身体は目的のための道具にすぎません。


大切なのは〝目的〟のほうです。

その目的に向かって実践していくことをヨーガといいます。


目的にむかって進むうちに道具は身体から呼吸にかわりますし、いずれさらに形のない“集中”というものにかわります。

こだわるべきは身体ではないんです。

むしろここで大切なことは〝目的〟が何かということです。

目的がわからないまま励み続けることができる人はどのくらいいるのでしょうか?

例えば、目的地がわからないままひたすら歩き続けることにしましょう。
最初は歩くことの気持ちよさから楽しく行えると思いますが、すぐにそうはいかなくなります。
次は少し変化をさせてスキップをします。次はケンケンをしてみます。
変化に飽きて走り出すかもしれません。

そして、あの手この手と変化をさせていったとしてもきっと同じことです。
遅かれ早かれやめてしまうことになります。

ヨーガにおいて目的を知らずに身体を使うというのはそういうことです。


また、目的はなんでもいいからただやり続けるということを現代を生きる僕たちはとても苦手にしています。

脳のはたらきが強く、早く結論を知りたがります。

適当な結論をつくって行ったとしてもすぐにモチベーションを失うことになります。


冒頭にもいいましたが、ヨーガは実践で間違いありません。

実践は続けていくことで実践となります。



目的を正しく知る必要があります。

正しく知った目的があなたとうまく寄り添った時にあなたの実践は本当の実践になります。

あなたは恩恵を受け取るでしょう。



ヨーガの目的とはなんでしょうか?

それはまた次回書こうと思います。

あなたとヨーガの道がうまく織り合い進んでいかれますように。
そんなお手伝いができますように。



雨の音を聴きながら。
薪と炎の音を傍らに書いてみました。

良い午後を。

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