音楽は永遠の片思い?ポップスターの鬱をテーマにした楽曲
DTMer,作曲家のみなさん、こんにちは!
I'chiba'nのハンです!
みなさんは音楽ライフ、
しっかり楽しんでいますか?
音楽が大好きで、作曲を始めたのに、
なかなか実力が伸びなかったり、
投稿した楽曲が思ったより反応がなかったり、
音楽は永遠の片想いですよね。
実際に音楽を好きになるのは誰でもできることですが、
音楽に好かれるミュージシャンは限られます。
私、才能あるのかな?
このままやり続けても大丈夫なのかな?
今のやり方、間違ってないかな?
などの音楽に関する悩みは、
趣味で作っている方にも、プロを考えてる方にも
重さが違うだけで共通的に現れると思います。
そうしたら、すでに音楽で成功を得た
ミュージシャンになるとその悩みは消えるのでしょうか?
今日は、音楽で悩んでいるみなさんのために、
「ポップスターの鬱をテーマにした楽曲」を紹介したいと思います!
01.Britney Spears - Lucky
Britney Spearsは1998年デビューし、
「Baby Onemore Time」、「Toxxic」などのヒット曲を多数持っているトップアーティストです。
2000年に発表された「Lucky」は、
トップスターになって以降、自分の正直な状況と気持ちを仮想の人物、「Lucky」に例えて、ストーリーテーリングしている楽曲です。
Britneyは、若い年齢に成功を味わい、
みんなが羨む人生を生きているように見えましたが、
Luckyの歌詞通り、彼女は色々な問題に頭を抱えていました。
02.G-DRAGON -SUPERSTAR
G-DRAGONは今のK-POPシーンを作った主要であるアーティストです。
BIGBANGのリーダとしてデビューしたG-DRAGONは、
Hiphop、EDMの曲調が中心となる今のK-POP文化を作ったアーティストです。彼がいなかったら、今のBTS、BLACKPINK、Seventeenのような素敵なK-POPアイドルも存在しなかったと言えますね。
また、アイドルのメンバー本人が楽曲のプロデュース、楽曲制作に参加する「セルフプロデュース」に初めてチャレンジし、成功した初めてのアーティストです。
その他には音楽以外にもCHANELのような様々なブランドのミューズになり、「G-DRAGONが入隊してからファッションの流行が止まった」という話もあったぐらい、デビュー以来ずっと韓国ファッションを代表する人物でもあります。
彼のソローアルバム「Kwonjiyong」は、アイドルとしてのG-DRAGONではない、人間「クォン・ジヨン」としての正直な気持ちを込めたアルバムであり、その中でも「SUPERSTAR」は、彼の正直な気持ちを聞ける楽曲です。
「トップ」という立場は、前に誰もいないので寂しい、
と良く言ったりしますよね。
「SUPERSTAR」では、彼のそういう寂しさと鬱を見れます。
幼いごろの夢見てた人生を生きていても、やっぱり彼なりの問題はあるみたいですね。
03.Porter Robinson - Musician
Porter Robinsonの「Musician」は、前回の記事でも一度紹介したことある楽曲です。
2005年デビューしたPorter Robinsonは、「とにかくノリノリ」な楽曲が中心だった2010年代にEDMシーンに、「Complextro」、「ボカロイド」など、様々なジャンルに自分なりの感性を込め、その才能と音楽性を認めてもらったアーティストです。
彼の2番目のアルバムに収録されている「Musician」はEDMアーティストで成功した後も周りに心配されたり、「そろそろやめな」、と言われるなど、自分の音楽を否定される経験をしたと言っています。
彼は、「毎回音楽を作るのが難しくて苦しい、と思うのが当たり前。むしろ毎回簡単に作れるんだったら何かしら間違ってる証拠だよ」とライブ配信でいうなど、音楽を作ることがどれだけ大変なことなのかを強調してきました。
これだけできるアーティストも、持っている悩みやストレスは同じなんですね。
04.Halsey - 3am
Halseyは The Chainsmokersの「Closer」にフィチャリングしたことをきっかけに有名なポップスターになりました。
以後、自分のアルバムを成功的にデビューさせたことはもちろん、
BTS、Machinegun Kalleyなどのアーティストをコラボするなど、活発に音楽活動をしてきました。
魅力的でパワフルな声を武器とし、広いジャンルでの消化力を持った彼女は、単純に歌手として認められるだけでなく、「You should be sad」「Without me」「Lilith」「Graveyard」などの楽曲をヒットさせ、ソングライターとしてもその音楽性を認めてもらっています。
彼女のアルバム「Maniac」は、本人、「Ashley」がアーティスト「Halsey」のために書いた楽曲、というコンセプトにし、より正直で私的な内容を含めています。
その中でも、「3am」は彼女の不安な精神状態を反映しています。
作った曲はヒットし、多くの人からその才能を認めてもらっているHalseyですが、何も変わらず寂しい彼女は、夜中の3時に電話をかけまくります。
「誰でもいいから電話に出て、私と付き合ってくれ」、と必死に携帯に保存されたみんなに電話をしています。
そんな彼女に、楽曲の最後には、Halseyの電話に出た「John Mayer」が彼女の成果を褒めながら、彼女の寂しさを慰めようとします。
確かにJohn Mayerのいう通り、彼女の実績は素敵なことですが、
こころの奥にある寂しさは簡単に消えないものなんですね。
05.Justin Bieber - Lonely
Justin Bieberは、彼がおこした色々な問題のせいで多少過小評価されているようにも見えますが、彼の実績はBeatles、Michel Jackson以外に超える人がないほと、ポップシーンではとても成功したアーティストです。
幼い頃に成功を手にしたせいで寂しすぎた彼は、軽犯罪をおこしたり、薬に溺れたり、色々な問題を起こしましたが、結婚とライム病を診断された後、とても安定的に音楽性の高いアルバムを次々と発表しています。
Lonelyは、彼の寂しさとトップアーティストとして迷ってた幼いころの自分の本音をテーマにした楽曲です。
自分が手にした成功の対価だと言いつつも、たくさんの関心がむしろ寂しさの理由だと、彼は言っています。
みなさん、いかがですか?
みんなの夢であるトップスターになっても、ファンの期待値に応じる曲を作るために大きいプレッシャを感じたり、続くツアーや楽曲制作に寂しさを感じたり、色々な悩みを持っているのは一緒なんですね。
でも不思議なことに、音楽を作ることで受けるストレスは、
むしろ音楽でしか解決できないんですよね。
みなさんもそういう理由で今日もパソコンや鍵盤の前に座ったのではないか、と思います。
音楽は永遠の片思いであって、
正解や「完璧な完成」の概念が存在しないものなんですが、
確実に言えるのは、頑張れば少しづつでも私たちに答えてくれるということです。
今日も自分の音楽を完成するために頑張っているDTMer,作曲家のみなさん!
色々音楽的な悩みも、寂しさもあると思いますが、
音楽に応えてもらえるために、もっと頑張っていきましょう!
もし戸惑った時は、
I'chiba'nの音楽レッスンにもその悩みを聞かせてください!
いつでもみなさんのために開いています!
音楽に関する悩みがありますか?
その悩み、一緒に解決しませんか?