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「カミングアウト」の違和感


「カミングアウト」


彼は自身がゲイであると明かす際に、この言葉を使った。
僕は小学生の頃から彼のファンである。
彼をずっと応援していたからこそ、12年ぽっちだけど応援していたからこそ、彼がその期間ずっと苦しんでいたと思うと胸が痛む。

真司郎が幸せに生きること。
それがファンである僕たちにとっての幸せなんです!

と言いたい。
12年間もファンで居させてくれてありがとう。


彼が抱えた辛さや葛藤を想像し心が苦しくなると同時に、僕は「カミングアウト」という言葉がひっかかった。

なぜ「カミングアウト」なのか。

なぜLGBTQ+の方だけが自身の性自認や性的志向を他人に明かす際に「カミングアウト」を使用するのか。

なぜ性自認が男性かつ性的志向が女性、性自認が女性かつ性的志向が男性の方がセクシュアリティ(ここでは性自認や性的志向の意)の話をする際には「カミングアウト」という言葉を使わないのか。

彼がそう言ったからであろうか、各ネット記事も「カミングアウト」という言葉を前面に押し出して報じている。


「カミングアウト」と辞書で調べると以下のように出てきた。

1:公表すること。人に知られたくないことを告白すること。
2:同性愛者であることを公言すること。
3:性同一性障害者が、自分がそうであると告白すること。

デジタル大辞泉

表現が気持ち悪い。5年前に買った電子辞書だから、現在発売中のものは表現が改訂されていることを願う。
ゲイだから、レズだからとか、そういう時だけ「カミングアウト」って報じるのはもうやめた方がいいんじゃないかと思った。

性自認や性的志向に関して明かしたくないと思う人がいる社会って異常じゃね?とも感じた。
誰が自分や自身の性志向をどう認識しているかはどうでもいい。
その明かしたくないという感情を作り出している原因の部分に、「自分は異端なんじゃないか」「自分はおかしいんじゃないのか」という気持ちがあること、そういう感情を生み出す社会に問題があると思う。

はやく「カミングアウト」という言葉から、誰かが自身のセクシュアリティを明かすという意味がなくなってほしい


正直、誰かの性自認や性的志向は必要な情報なのか?と思う。
恋愛して、結婚したいとなれば重要な情報であろうが、生きていく上ではそれほど関係ないのではないだろうか。
自分の好きな子は一体誰のことを好んでいるのかという情報は、恋愛をする上では必要だけど、そうでない限り知る必要ないし、正直どうでもいいんじゃねって思う。
言いたくないことわざわざ言わんでいいし、それを知ろうとする権利なんて他人にはない。
知りたがりな人が多いのかな?


最後に、、、。
今回、真司郎が勇気を持って話してくれたことは、きっと世界中の誰かにパワーを与えていると思う。
いつまでも推すよ。真司郎!

Shinjiro~!
I've been a big fan of you since I was in elementary school!
You spoke English so fluently on TV show "キズナ合宿" and it inspired me to work harder on my English because you looked super cool.
Even now, the image of you speaking English comes to my mind first. This is why I use English now. haha
You told us the word "You Only Live Once" so live your own life as you said, Shinjiro!
And please let me continue to support you!
I'm always with you.

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