Danny Boy (Trio 3chorus version) Pianoless トロンボーン

40年以上のトロンボーン練習の中で欠かせなかったのが、fffのロングトーンです。これは私が中学生のころから続けていて、誰かに教わった練習方法でもなく、ただただfffのロングトーンをやると音色が良くなったからなのです(勿論、アンブッシュアや呼吸法の要因もあると思いますが)。基礎練習の時にはこれを最低30分はやっていましたが、社会人になって練習時間が取れなくなったのと、バンド活動が多忙になり基礎練習が思うようにできなくなったこともあり、20分や15分で済ませるようになったのですが、今振り返るとやはりfffのロングトーンは最低でも30分必要だということが実感してきました。理由は20分ぐらいのロングトーンだと現状維持でそこからの進歩がないからなのです。20分後の残り10分ぐらいからがアンブッシュアと腹筋のバランスが確認できるようになり、アンブッシュアも落ちつくように感じてきます。これはこの年(60近く)になって初めて気が付いたことでした。ただfffのロングトーンはむやみやたらに大きい音を出せば良い、ということではないので決して冒険はしない方が良いです。それこそ先生にアドバイスをもらった方が良いでしょう。

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