冬のハイビスカス
11月に屋内に入れてからもなお、
ハイビスカスが咲いている。
寒空の下、ここだけ楽園のようで楽しい。
花ひとつでここまで人の気持ちが
変わるものなのだ。
虫や乾燥に注意したり
春に土を入れ替える(鉢を大きくする)
くらいで、自分にとっては
かなり楽で身近な植物である。
自宅内にはこの他に、
観葉植物の鉢が複数あるが
せいぜい2種だ。
他に身近に置きたいと思う植物はない。
同じものを挿木、葉挿しで
増やすのは実験的で楽しいが、
他の種類に手を出す気にはならない。
知人宅を訪問した際、
大量に飾られた観葉植物を見た。
その後再度訪問した時には、
その鉢はだいぶ減っていた。
何か話題になったり
ちょっと形がよかった、などで
うっかり買ってしまう気持ちもわかるが、
相手は生き物である。
「枯れそうだから」
「飽きた」
と放置されてはたまらない。
家事や仕事が多忙なので
水をやるのを忘れがちであれば、
水やりをあまり必要としない
植物を選ぶ。
無理に相手に合わせる必要はない。
それは人と人との付き合いも
同じである。
自分に合った植物が必ずあるはずである。
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