I am myself

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最近の記事

色白男子の思い出

生前の父の思い出話の中でも 特に印象的だった(ブッ飛んだ)のは 同級生の色白男子のことだ。 彼は「◯◯くーん♡」と父の名を呼びながら 後を追ってきたり、 父が話しかけると真っ赤になったそうだ。 どの時代にもそういう人々がいたのだと 感心した以上に、 なにより暴れん坊の父や ゴリゴリの九州人たちがその彼を 「かわいそう」と戸惑いながらも 受け入れていたのはちょっと驚いた。 戦時中に東京から九州に疎開した人からは 同級生だけでなく学校の先生からも いじめや差別を受けたと聞い

    • NHKという十字架

      最近、NHKを見ていると苦しい。 つらい。 テレビをお持ちでない方、 テレビがあっても見ない方には 何のことか理解できないだろう。 今どきのテレビのニュースってこんなかんじ、 と知っていただくために クドクド書き残しておくことにする。 1. また間違った!6時に起床→ラジオ体操、ゴミ出しの後は、 食事をしながら朝の7時のニュースを見る。 そこでほぼ毎朝、「またやってら」 と感じる瞬間がある。 原稿を読み間違える、 つっかえる、 同じところを繰り返し読む、 字幕が間違っ

      • 蕎麦と日本のロック

        年末も近くなる頃、駅の(かつては立ち食いだった)蕎麦店に、 ウン十年ぶりに行った。 食券を買うところまでは同じだ。 注文した天ぷら蕎麦も間もなく出てきた。 高校生の時は、隣接する市の蕎麦店でアルバイトをしていた。 まさにあの時の厨房の香りである。 連れの人の分も持って行こうとしたら、カウンター内の年配女性が、 「床が滑るといけないから」 と、一つづつ持っていくよう勧めてくれた。 さりげない危機管理である。 こういう細かい配慮は経験のある方々でないと難しい。 さあいただこ

        • ラヂオ体操のスゝメ

          季節の変わり目や、天候、気圧の変化ごときで、 朝起きると妙にだるい。 7〜8時間は確実に寝ているはずだが、 前日の疲れは抜けない。トシのせいもある。 栄養ドリンクを飲んだところで急に効かない。 そんな時、自分はそこから一気に抜け出す方法として、 ラジオ体操を実践している。 たかが、されど、のラジオ体操である。 AMラジオのNHK第一放送のアレである。 地震等で放送が中断されたり、 コロナワクチンの副反応で起きられなかった時 以外はずっと、だ。もう5年以上になる。 だいたい

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          もうアイドリングストップなんてしない

          車をどれだけ大切に扱っても、 やさしくブレーキやアクセルを踏んでも、 オイルをマメに交換しても、 高額な純正品しか使わなくても、 全ての車が逃れられない事象がある。 「経年劣化」である。 8月末のある日の外出前、それも たまたま車の下をのぞきこんだ時、 左のリアタイヤの横に、ふにゃふにゃした ゴム状のものが落ちていた。 タイヤハウスの左右を見比べた時、 自分の車から落ちた部品としっかり理解した。 右の同じ箇所に手を伸ばすと、 見えないところで裂けていた。 翌日見たらな

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          「だろう運転」撲滅運動

          数日前の早朝、自宅前の道路で、 衝突事故があった。 ハザード点灯して停車中の車に、 走行中の車が突っ込んだのだ。 目覚ましも止めてそろそろ 起きようという時に、 鈍い、大きな音がして飛び起きた。 そのうちに、ぶつけてしまった人の 声が聞こえてきた。 「大丈夫ですか? 救急車呼びますか?」 好奇心こそ生きる力、と お世話になっている方から 教えていただいた自分は、とにかく 大急ぎで着替えて外に出た。 大丈夫ですか?と気遣いながら 話を聞くと、 朝日が眩しくて停車中の車が

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          お通夜とイケメン僧侶

          先月、急逝した知人のお通夜に出席した。 7月に共に参加した清掃イベントを思い出し、 悲しみより寂しい気持ちがドドドと湧いてきた。 とにかくご本人のお顔を拝見したら帰ろう、 となるべく冷静な気持ちでいた。 お通夜、お葬式の進行は、参列する回数を 重ねると、次はだいたいこうだ、 というのがわかってくる。 こういうことに慣れるには、 情報集めより場数をこなすしかない。 とにかくタイミングが合えば 参列されることをお勧めする。 あいにく前回までに参列したお通夜では、 僧侶の方

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          訪問営業と会わない方法

          家事や在宅ワークで集中している時に、 訪問営業や宗教勧誘で中断されると 非常につらい。萎える。 時間を奪うのは罪だ。 だからある日、注意書きを貼った。 ピンポーン!のボタンを押す時に 必ず目に入るところである。 すると、営業や勧誘関係の訪問は、 ウソのようにピタリと止まった。 最近はもう流行らないと安心していたら、 近所の方が小綺麗な格好をした男女から 聖書を買わされそうになっているところを 見てしまった。 訪問営業は依然として続いているのだ。 効果はあったと考えたい。

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          LEDにも寿命がある。

          仕事をする部屋で使っていた LEDペンダント照明が、 ある日突然暗くなり、 スイッチを入れ直したり ダマシダマシ使っていたが、 ついにウンともスンとも 言わなくなった。 10年か・・・そんなもんか・・・ と愛用のベッセルのドライバーを 取り出した。 LEDのペンダント照明は、 終了時、とにかく全部廃棄処分である。 地域によっては燃える/燃えないで 細かく分別する必要がある。 分解処理自体は嫌いではないが、 灯体以外の全く無傷な部分を 小さく切り刻む行為はどうにもせつない

          LEDにも寿命がある。

          ジョウロの中の蛙

          先日、趣味(だがかなり本格的)の 畑で野菜を育てている方から、 「大根できたから取りに来て」 とお声かけいただき、畑へ行ってきた。 なぜかすごく近くからカエルの鳴き声が したので、探したらなんとジョウロの中に 蛙がいた。 指でそっとつついたら、反転して奥の方へ 引っ込んだが、中で方向転換してまた顔を出し、 元の定位置に収まった。 人がその場から離れると、再び鳴き出した。 飄々としているように見えながら、 天敵の蛇に見つからないよう、 ひっそりしっかり生きている。 「井の

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          喪服のスゝメ

          先日の親戚のお通夜で、 親族の女子高生の短いスカートから、 小さい彫り物が見えてしまった。 初めて目に入った時は、きっと、 「あざ」「ほくろ」の類と判断した。 しかし心のどこかでは、そんな甘いもんではない、 と否定していた。 これから通夜が始まるというのに、 そんなことでモヤモヤしている場合ではない。 自分も、それを許容した親や祖父母を クドクド責められるような、 品行方正な人間でもない。 見なかったことにしよう、と結論づけた。 もし自分の身内が見たら、おそらく 時と場

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          蛇を掴んだ男

          数日前の晴れた午後、サボテンを植え替えていたら、 近所の奥様が、 「あの人ヘビ持ってるわよ! ヘビ!」 と、行った道をわざわざ引き返して教えてくれた。 膝が痛い、膝が痛い、と言いながら 歩いて買い物に行くからたいしたものだ。 サボテンを一旦置いて立ち上がると、 奥様の後方から、年配の男性が、黙々と歩いてくる。 おそらく近所の方だが、どなたか知らない。 左手に持った蛇をズズズ・・・と引きずっている。 太いホースかと思ったら、確かに蛇だ。 そしておそらくもう死んでいる。 車に轢

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          昭和天皇と白バイ

          過去にたまたま見た新聞のコラムで、 個人的に忘れがたい内容があったので、 記録代わりに記載する。 多くの方にご一読いただき、 「あーなるほど!」 「だから今の白バイがあるのだ!」 と納得いただければこれほどうれしいことはない。 画像もあるが解像度が小さいので 以下引用。 「平成26(2014)年6月11日 昭和天皇と白バイ  外国首脳の車列が通る際、英国では道路の信号を操作しない。 どうやって車列をスムーズに通すのか。 白バイ警官がグループでアクロバットさながら、 車

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          緑麺との再会

          幼少時に、緑色をした麺を 食べたことがある。 初めて見た時は驚いたが、 普通に美味しかった。 それが現在も存在していて、 リニューアルしたと聞いたので、 早速入手した。 緑色は、大麦若葉エキスの色だ。 さらに、昔は入っていなかったはずの こんにゃく粉が入っている。 もちもち麺には心そそられる。 日本食品標準成分表と比較すると、 カルシウムは5割、 ビタミンは3割増しとある。 野菜をたっぷり入れたり、 茹でる時間や水の量を調整すると、 年配の方々にも お勧めできるかもし

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          梅と米糠

          高校の入学祝いに、 身内が記念に植えてくれた梅の木に、 今年は大量に梅が実った。 まだもう少し大きくなるだろう、 と素人欲で先延ばしにしていたが、 台風が近づくと知り、思い切って先日、 一個も残すか! と気合を入れて採取した。 脚立を昇降したり必死で作業したせいか、 翌日は手足がガクガクだった。 今まで数個しか実らなかったのに なぜ今年はアホみたいに実ったのか。 いつかテレビで、梅農家の方が、 梅の木の根元に、米糠を撒いていた のを見て、さっそく自分も真似してみた。

          梅と米糠

          神棚の上にあるもの

          神棚の上に「雲」という字を貼ると知ったのは 恥ずかしながらつい最近のことである。 その理由とは、神棚の上に人がいる時 (集合住宅や一戸建ての「階下」部分)、 ここの上は雲(天)しか存在しない、 という状況に(強引に)するためである。 ただし、神棚に幕板または雲板がある時は 貼る必要はない。 幕板とは、しめ飾りを装飾するところで、 金属のフック等が装着されている。 年末のお飾りが大量に店頭に並ぶ頃、 「ご自由にお持ちください」と 「雲」が印刷された用紙が 設置されているこ

          神棚の上にあるもの