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参考にならないシリーズ|建築建材の商品開発のやりかた|vol.1

わたしたちのパーパス

思考・行動・挑戦で、業界の閉塞感を打破し新風を巻き起こす。

わたしたちのミッション

同業他社にはない建材部の武器(人材と商材と知恵)で業界内一番の生産性を出し、所得も働きかたも羨ましがられる存在となる

「商社」だけど、「メーカー」です!とあえていいたがる理由。

建築建材の卸会社。一般的には、この分類は、【商社】というようです。わたしは、この「商社マン」という言い方が好きではありません。世界を股にかけるとか、いわれていますけれど、実は、「中間的」な立場であるからなんです。

そもそも商社って?よくいう、5大商社と呼ばれるのは、三菱商事、三井物産、伊藤忠商事、丸紅、住友商事と名前を聞いただけで恐れ多いメンツばかり。
ここまでいくと、扱っている商品も多いので売上規模と伴いそれなりの利益もあるのだと思いますが、一般的に「卸し」は、利益率が低い業種。利益が低いということはなかなか給料の満足度上がっていかないということにもなります。。

商社は企業同士を結び付けるパイプ役のような企業のこと。自社では在庫を作らず、他の企業の商品を別の企業へとつなげていく、業種としては卸売業になります。
この「商社」がオリジナルでブランドをつくり、商流を変えていくことも、実は多く、中間的な立ち位置ではなく、直接商品を販売していく会社もあります。

わたしたち、ヤマチコーポレーション建材事業部|MYKE|チームは、まさにこのパターンを実践しています。
利益率が低くなりがちな「卸し」脱却をして、「メーカー」側にたち、利益率を確保し、社員の豊かなくらし(給与)をあげていくためです!


建材事業部の威信をかけて取り組むひとつ。商品開発について

建築建材の商品の開発の仕方、じつは、いろいろあります。その方法はこんなかんじ。

  1. 商品をあたらしくつくって売る

  2. 今ある商品をあたらしい企画・規格で売る

  3. 今ある商品をパッケージ等を変えてオリジナル品として売る

  4. 今ある商品を、そのまま仕入れて売る

いちばん、仕入れから販売までが早いのが「4」
4.今あるものを、そのまま仕入れて売る です

実際にどのようにすすめているのか。ちょっとお教えします。
買ってきた商品を、そのまま売ることは100%ありません!必ず自分たちの商品だ!と愛せるまで、検証して、テストして、写真とって、ブログ書いて・・・お客様にご案内します

☆販売までの流れはこんな感じ☆
商品を仕入れる → ②テスト施工する → ③お得意先にモニターでお試しいただく →  ④カタログチラシをつくる → ⑤社内商品説明会開催 → ⑥販売チラシやカタログをつくる → ⑦DMやWEBページに掲載したりと販売促進計画をたてる

メーカーから仕入れた商品を、お客様(主に工務店様)に売ることは、実際ありません。かならず「味見」します。

「味見」とは、「テスト施工」「サンプル取り寄せ」のことです。このように実際に自分たちがつかってみることで、

・メーカー発行のカタログに書かれていることは納得のできる内容か。
・お客様に販売したときの想定される質問事項はなにか。
・使いかたのトリセツには、なにを加えたらより納得してもらえるか。
・メーカー発行のカタログに書かれていることのほかに私たちなりの説明をプラスするとしたら?
・色、形状、強度などは、想定通りか。
・この商品は、どんなお客様にご提案したらよいのか。

などなど、メーカー発信の商品を「自分の商品」「自分事」にするための確認をしていきます。

世に出す前に、自分たちで実際に試してみるわけです。

ほんとうは職人さんが行う「塗り材料」も、スタッフがテスト施工します。
手がおぼつかないスタッフM氏
この商品は海外の塗料。淡い色とエシカルなコンセプトが特徴。
|2022年9月現在販売日未確定商品です|
乾燥の速度や、乾燥した後の仕上がりも確認。なれない塗り作業にムラが目立ちますね

このようなテスト施工が完成したあと、③以降の実施をしていくわけです

商品を仕入れる → ②テスト施工する → ③お得意先にモニターでお試しいただく →  ④カタログチラシをつくる → ⑤社内商品説明会開催 → ⑥販売チラシやカタログをつくる → ⑦DMやWEBページに掲載したりと販売促進計画をたてる

ということから、
メーカーから商品を仕入れて販売するということも、結構な時間がかかります。

結局はこういうこと

自分たちが販売する商品は、すべて、自分たちの責任で販売していく 

取り扱う責任をもつために、商品開発過程は、とても必要なこと、なのですが、「今ある商品を、そのまま仕入れて売る」場合も、商品の生みの親である、メーカーの方々のご協力なしでは、成り立ちません。同じ商品を販売していく「同志」としてタッグを組みます。もちろん、一緒に営業にまわることもあります。販売する仲間が2倍になる、というのも「メリット」のひとつです。
メーカーさんも大手企業から、小規模事業者様まで様々ですが、その商品毎のプロが放つ「商品にかける想い」の一言一言は、熱い思いでいっぱいです。

わたしたちは、「卸し」であり、「メーカー」あり、「製造社」でもあります。
だからこそ、どちらの気持ちもわかっている。だから多様な営業方法や販売していくキモチがわかる。
多方面をみながら、建材業界の改革に挑む、北海道の建築建材商社は、今日もわたしたちの「パーパス」・「ビジョン」を達成するために働くのでした!


会社概要
【企業】株式会社ヤマチコーポレーション

【業務内容】建築建材卸、製造

【公式HP】https://www.yyy-yamachi.com/myke/

【instagram】https://www.instagram.com/i_am_myke/

建築建材ブランドMYKE(マイク)とは?
MYKEは、”いいもの”を世界中からセレクトする建材ブランド。質と価格のバランスが良いモノ・コト・ヒントをセレクトし、これからの建築の価値を高めます。

砂利歩道材|GRAVEL FIX|グラベルフィックス

天然芝舗装材|GRASSFIX ECO+|グラスフィックスエコプラス

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