AV女優のプラスとマイナス

こんにちは。
星奈あいです。
6月ギリギリになってしまいましたが、今のところ月1投稿、続けられています。
有料化のタイミングがわからないので、来月くらいに整形の事とか書いてみるか〜。

今回はAV女優をしている事でのプラス面とマイナス面、を考えました。
AV女優をやっていることで、普通の女性が得られないモノを得られる事も多々ありますが、普通の女性は経験することの無い不快な思いをすることもしばしば。


まずはプラスの面から。
AV女優をやって、企画単体で月20本撮って、SNSのフォロワーが増えて、わたしが、AV女優やって良かった〜✨と思えたこと。

① やっぱりお金！
やっぱりお金！ですね。22歳くらいで、その時にやりたいことは全部できましたし欲しい物も手に入りました。
今となっては有効活用できていなかったと感じますが、整形だけはあの時にちゃんと投資できていたので過去の自分に感謝です。

② 自己肯定感爆上がり！
以前のnoteでホストの話をした時にも書いたのですが、私は元々自分のことが大嫌いで全く自分に自信がない人間でした。何をやるにも、どうせ自分なんかが頑張ったって…とか、自分なんかが発言したって…と思っていたんです。でもAVデビューによって、作品が売れたりSNSのフォロワーが増えたりイベントにわざわざ足を運んでくれる人がいたり、私、やるじゃん！と思えることがたくさんあって、やりたい事とか自分の意思をちゃんと主張できるようになりました。
企画単体から専属になるってめっちゃ売れてないと無理じゃん、すごいよ！と褒められると、だよね私まじすごくない？？(いやいや最近多いし〜運が良かっただけです〜)って言います。謙遜。

③ ぴったりの仕事に出会えた
正直、ほかの仕事のほうが良かったな〜とも思うんですが、AV女優ってわたしにぴったりの仕事だったんですよね。
職場の人間関係とか、毎日同じ事を繰り返すとか、人に注意されるのがすごく苦手だったので、自分の成功は自分のもの！自分の失敗も自分のもの！という自分主導の働き方がストレスフリーでした。
何本か撮ればだいたいの流れがわかるし、何回か会った監督さんならその方が旨味を感じる撮り方がわかったので、仕事できるねと言われてまた嬉しくなる。わたし、褒められて伸びます。
自分に向いてると思える仕事ってなかなか出会うことが難しいと思うので、そういう面では良かったですね。

以上3つが、プラスの面かなあ。
どれもこれもファンの方々のおかげですね。
ありがとう。
続いてマイナス面。

① やっぱりお金！
や〜〜〜っぱりお金〜！！！！！
マイナスなお金って何？ってかんじなんですけど、バカな若い女がお金を持ってることで寄ってくる有象無象の多いこと！目的は主に2つかな。
お金を自分に使って欲しい男と、女の子を金にしたい人。
前者はまあ私が体現してますがホストとかヒモとかですね。稼いでた時のお金ぜんぶ溶けちゃったし。わたしの場合は騙された訳では無いですが、結婚詐欺みたいなことする人もいるから難しいですね。
後者はスカウトの類。バカな女がお金を持ってる＝夜の仕事 という式がほぼ当てはまるので、更に稼がせてあげる、と言いつつ自分が旨い蜜を吸いたい人がたくさん寄ってきます。
利用し利用されの関係なら問題ないですが、2種人類とも女の子を騙すためには手段を選ばないのでめちゃめちゃ色管してきます(色管はググってね)。
女の子が本気になってお金や身体を捧げ搾取されていく構図が多い気がします。
これが次にも繋がるんですが

② 恋愛できない！
恋愛ができなくなります。だって今まで寄ってきた男の人たちみんなわたしのお金か身体目当てだったし。
"好きだよ"の言葉にも、それってどういう好き？金使いそうだから？AV女優だしヤレそうだから？ヤレたらネタになるから？本気で付き合いたいとかは思ってないんでしょ？って色々考えてしまうんですね。
それで拗らせた結果、
ちょっと良いなって思ってた男性に真面目に、愛してるよって言われたんです。わたしはその時、騙されてはいけない！という想いが強くて、
えーんうれちー！ハッピーハッピー🎶って言いました。
馬鹿にしすぎだと言われ音信不通です。
その人はたぶん本気だったのかも。本気で告白したのにそんな風に流されたらそりゃ怒るよなあと、納得。やり直したいね。

③ 人間関係
主に関係が深い人たちへの身バレですが、飲み会とかでふわっと知り合った人にもわたしはちょっと気を遣います。
専門の時の同級生には、AVやってるんでしょ？もう同窓会も出席しないで。と言われ、中学の同級生には、住む世界が違うと言われました。
今は全て理解してくれる楽しい友人が周りにいるから良いのですが、当時は深く傷付いたのを覚えています。
あと学校が同じだからとかでDMしてくるキモい男たち。こんな中途半端なAV女優と同級生であることがネタになるような世界線で生きてるのが可哀想で仕方ない。
飲み会とかでは、あまり自分からは公表しませんが、AV女優だということがプラスになるような場面では言います。
ちなみに、だからこうしろという訳では無いんですが個人的には女性の意見の方が気を遣います。
仕事を言えば、私には出来ないことだからすごい！尊敬する！と気を使ってくれて、ぜんぜん尊敬とか思ってもないこと言われたくないので申し訳なくなり、
仕事を言わなかった会では1人の女の子が全く悪気なく、AV女優とかやったら人生終わりじゃーん！と言っていました。間違いなーい！と笑いましたが。
その点男性はその場のネタに昇華してくれるから助かる。
撮影現場の裏話とか、行為に必要な心構えとか、深い仲にならないのならばそういう浅い話でその場が盛り上がれば楽なんです。
行為中は、気持ちいい？じゃなくて、痛くない？って聞くのが良いですよ。全ての男女へ。

以上3つが、マイナスの面ですね。
マイナスの方が文量が多い気がするのは、ひと言で収まらないからですねきっと。

AV女優になったことのプラスとマイナスを書いてきましたが、今は後悔していないです。
ただ自分の子供とか大切な人がAV女優になりたいと言ったら絶対に止めますし、引退したら周りの人にバレないように努めます。
昨今、多様性推しの世の中ですが、自分が自分の人生に満足しているのと、周りに無理やりそれを認めさせることでは全く違うと思うので。
あなたはAV女優なので子供に関わらないでとか、友達になれないとか、結婚できないと言われても、傷付きはするかもしれませんが納得できます。

でもすべてのマイナス部分を納得した上で、わたしはいま後悔していないと言えるのです。
プラスの面を享受してきた事はもちろん、AV女優という仕事を心から楽しめて、応援してくれるあなた達と出会えたから。
いつかわたしが誰かを抱きしめてあげられるわたしの世界をつくるから、待っててね。消えないで。