2023年の夏に購入した山林の開拓も一歩一歩進んでいます。 冬になり、雪が降りました。 ワイン事業の一つとしてワイン葡萄の栽培を行います。 来年3月から4月にかけて苗を植える計画です。 今から楽しみにしています。
当社は、日本ワインの発展を目標として、当社自身もワインを醸造しようと考えて行動しています。 目標達成に向けて、いろいろなことを検討しています。醸造免許もその一つです お酒って何?お酒とは何のことだか考えたことありますか。 お酒の定義については諸説あるかと思いますが、ここでは酒税法を採用します。 酒税法は59条からなる酒税を課す法律です。 酒税法第二条(酒類の定義及び種類): この法律において「酒類」とは、アルコール分一度以上の飲料(薄めてアルコール分一度以上の飲料とする
前回、山林を購入した話をしました。その続きです。 購入した土地の周りに茂っていたカラ松を伐採しました。写真で前回と今回を比較すると、日光が土地に差し込んでいるのが分かります。土地の様子が大きく変わりました。周りを流れる濁川にも近づくことができるようになりました。伐採した木はその場で切られ、製材所に送られます。 根っこの除去も進んでおり、地表だけでなく、地下の土も見えてきました。今後土壌検査を行い、土に合わせた施肥を行う予定です。 計画では伐採、根っこの除去、整地は年内に終わる
白ワインと赤ワインの製法で一番違うのは、ブドウから絞った果汁で発酵させるのが白ワイン、ブドウを発酵させそれを絞ったものが赤ワインです。 発酵させる工程が違うと理解していただければ大丈夫です。 ブドウ収穫後の作業 畑でブドウを収穫します。 この時に日本の多くのワイナリーでは、畑で、人力で、良い果実、病気の果実、未熟な果実の選果をします。 ぶどうは房の中にたくさんの果実があります。 それをより分けるのです。 醸造所に届いたブドウは、除梗機にかけて梗(こう)を取り除く場合と、
弊社は、2023年11月2日付で、酒類販売業免許を取得しました。日本ワインの発展を目的として、ワイン販売を開始します。日本ワインを中心に、作り手の栽培・醸造にかける想いをご紹介しながら、ワインの販売を行います。12月より、現在弊社代表が研修をしている長野県の千曲川ワインバレーを中心に、ワイナリーの訪問を計画中です。ご期待ください。
「GI」とは、Geographical Indicationの略で、日本語では地理的表示と訳されています。 1994年から運用されてきた「地理的表示に関する表示基準」(旧基準)が、2015年10月に全面改正されました。 これにより、酒類の容器または包装に「地理的表示」を使用する場合、使用した「地理的表示」の名称を1力所以上に、「地理的表示」= Geographical Indication(GI)の文字を併せて使用する義務が生まれました。 GIとは、GIは、商品の品質や社会
山林取得のその後の話ワインブドウ栽培のために山林を300坪購入したこと以前報告しました。 今日は、草刈り機を使い下草をきれいに刈り取りました。 前の所有者が切って残していった木の残骸がきれいに見えるようになりました。写真の下部中央にあるものです。 次は、地面に放置された木を小さく切ります。 次は、電動のこぎりを買い、地面に残された木を小さく切り、持ち出しできるようにします。電動のこぎりも進化して良い製品が出ています。技術の進歩に感心します。 その次は、日陰を作る木の伐採
ブドウの葉には、品種によって特徴があります ワイナリーでは、10月の末に収穫が終わり、動物侵入防止ネットを外すために圃場を回っています。 圃場には複数の品種が栽培されており、圃場を回るときに、それぞれのブドウの葉を詳しく観察することができます。 ブドウの葉を観察しながら、樹に残ったブドウの味見もこっそりできるのがワイナリーで働いている特権です。 ブドウの葉の形や模様は、品種によって異なり、ブドウの葉から品種を見極めることができます。 葉の淵は葉縁(ようえん)とよばれ、ブド
ワインを醸造する際に樽を使用することで、ワインの味わいや風味に深みを加えることができます。 樽には様々な種類があり、それぞれ特徴や効果が異なります。 例えば、オークの樽はワインにバニラやスパイスの香りを与えることができます。 樽はワインの醸造過程で重要な役割を果たしています。 ワイナリーで見かける樽が、実際どのように扱われているかについての話です。 ワイナリーでよく見かける樽(たる)ですが、オークで作られています。 オークというのは、和名で楢(なら)の総称で、その中でもワ
美味しいワインの製造には美味しいワインブドウの栽培が不可欠です。 キャノピーマネジメントとは、ブドウ栽培において重要な手法です。 今回は、キャノピーマネジメントの基本的な考え方や実践方法を解説します。 さらに、ワインの美味しさに直結するブドウの栽培技術やマネジメントのポイントについても触れます。 ワイン愛好家やブドウ栽培に興味がある方は必読です。 また、会社のマネジメントにも共通する考え方があるため、経営者やマネジメントに関心のある方にも参考になるでしょう。 ブドウの樹の
ワイン愛好家の中には、赤ワインと白ワインの製造方法の違いを知っている方も多いことでしょう。 しかし、初心者の方には、白ワインの製造において、その大まかな流れを把握しておきたいと思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。 そこで、今回は白ワイン製造の大きな流れについて解説します。 白ワインの製造過程や発酵・熟成のプロセスなど、具体的な工程を紹介します。 白ワイン製造に興味のある方や、ワインの製造をより深く理解したい方にとって、役に立つ情報です。 除梗、破砕についてご存じの方
収穫は、まず白ブドウから始まり、その後黒ブドウに移行していきます。 今年は降雨量が少なく、夏の気温も高かったため、高品質の葡萄が各地で収穫されているようです。 しかし、気候の恵まれた状況でも、葡萄は病気にかかることがあります。 収穫時によく見られる病気としては、「ブドウ晩腐病」と「灰色かび病」があります。 ブドウ晩腐病は、青い果実に発生し、黒い斑点が現れた後にコルク化します。 一方、灰色かび病は、果実に灰色のカビが発生します。 灰色カビ病は、悪いことばかりではなく灰色カビ
9月から10月は、ワイン葡萄の収穫シーズンです。 収穫は、まず白ブドウから始まり、その後黒ブドウに移行していきます。今年は降雨量が少なく、夏の気温も高かったため、高品質のブドウが各地で収穫されているようです。 しかし、気候の恵まれた状況でも、ブドウは病気にかかることがあります。収穫時によく見られる病気としては、ブドウ晩腐病と灰色かび病があります。ブドウ晩腐病は、青い果実に発生し、黒い斑点が現れ、後にコルク化します。一方、灰色かび病は、果実に灰色のカビが発生します。 収穫作
長野県に、ワイン葡萄の栽培用の土地を一反(300坪)購入しました。国土地理院の地図アプリによれば、購入した土地の標高は980メートルでした。 ワイン葡萄の栽培では、土壌の品質も重要ですが、それ以上に標高が重要です。そこで、温暖化の影響も考慮し、高度が高い場所を選定しました。 今回、最終的に農地を購入または借りることは困難で時間がかかると判断し、山林を購入しました。山林と言っても、私たちは木が多く生えている場所を想像しがちですが、実際に選んだ地所はほぼ平らで、周囲にから松
農地を借りたいとか買いたいと考えたことはありますか。農地取引は一般的な土地取り引きとは異なり、農地法で規制され、農業者でなければ農地を取得することができないなどの農地法の要件を満たす必要があります。 そのため、新たに農業を始めたくても農地が借りられない、取得できないなどのハードルにすぐ直面します。 日本ワインの栽培を目指す若者の姿を描いた映画「ウスケボーイズ」でも農地取得の大変さが描かれています。 えー、農地は耕作放棄地が増え、農業者が高齢化して農業の担い手不足と聞いている
弊社代表が、長野県の「里親ワイナリーによる醸造技術研修事業」に選ばれました。この事業は、信州ワインバレー計画に基づいて、長野県産の高品質なワインやシードルの醸造を強化し、地域の確立を図るために、意欲的な農業者にワイナリーやサイダリーの設立を支援するためのものです。 この事業では、長野県内のワイナリーで、ワインやシードルの醸造に関する知識と技術を実際の仕事を通じて学ぶことができます。研修はヴィラデストワイナリーで行われ、醸造長の小西超氏の下で研修をします。 小西超氏は、映画